追加の自己紹介代わりに、今年頂いたお仕事の中から印象に残ったものをいくつか書かせて頂きます。


RKK=熊本放送さんのお仕事で、5月12日に行なわれた『スター・トレック』ジャパン・プレミアの取材に行ってきました。


12日の朝一番の飛行機で東京へ。久々の東京行きだけど、結構強行スケジュールになりそう。


まずは羽田からモノレールと山手線を乗り継いで、有楽町にあるRKKの東京支社へ直行。担当のHさんと合流して、虎ノ門にあるパラマウント・ジャパンへ。受付を済ませたところで、ミニスカートなど「いかにも最近の女子」な格好をした女の子の集団が。よく見たらAKB48(のうちの6人)!何でも、翌13日にある合同記者会見でゲストに花束贈呈するということで、ちゃんと映画の方も観ておくことになったらしい。


ということで試写室へ。芸能人と同じ空間で映画を観るなんて、田舎のハンパ業界人である私には初めての体験。


で、肝心の映画。ご覧になられた方も多いと思うので今更ですが、前評判に違わぬ傑作!自称「トレッキーではない」J.J.エイブラムスに撮らせたおかげで、熱心なトレッキーでなくても楽しめる作品になっていました。ただ、逆にそこが筋金入りのトレッキーの皆さんにとっては微妙なところかも、とも思いましたが…。


次は六本木のグランドハイアットで、ネロ役のエリック・バナへの個別インタビュー。その予定時刻まで少し時間ができたので、とりあえずお上りさんルックから脱出しようと、芝のホテルにチェックイン。休む間もなく六本木へ。


映画の中では凝った悪役メイクなのでまるで別人に見えたが、本物は実に穏やかそうな好青年。


インタビュー時間は10分。間に通訳さんの話が入るわけだから、よほど質問の内容を吟味しないと非常に中途半端なものになってしまいます。外国の方へのインタビューはあれこれ考えなければならないので、毎回緊張します。


J.J.との初仕事の感想やネロのキャラクターへの想いなど、思っていたより順調に質問できたので助かりました。最後は定番の握手。


ここでの任務=個別インタビューはとりあえず終了。次は本日の目玉、新宿・歌舞伎町でのジャパン・プレミアのレポートと、レッドカーペットでのインタビュー。時間がありそうであんまりないので、とにかく新宿へ。辛うじて夕食の時間が取れたのでダッシュでお食事。ここでスタミナ付けとかないとヤバいと思ったのには理由があります。


レッドカーペットでは、なぜか宇宙服を着てのインタビューをすることになっていたのです。見るからに暑そうなのに加えて、この日の東京は湿度80%超。おまけに夜は雨との予報。


宇宙服はやはり暑い上に付属品がやたらと大きく、とにかく動きづらい。ま、とりあえず人間のコスプレだから良しとしましょう。そうそう、プロフィールの写真はこの時のものです。


プレミアのゲストとして誰が来るかは前もって聞かされていたのですが、最初に登場したのがまったくのサプライズのチャン・ツィイー!完全に仕事忘れて見入ってしまいました(恥)。


レッドカーペットでは、何とJ.J.とスールー役のジョン・チョウにインタビュー。それぞれ1~2問ずつぐらいしか質問できませんでしたが肝心なことは訊けたし、二人とも結構いろいろと喋ってくれたので、テレビ番組的にはかなり助かりました(と思います)。


お仕事とは言え、今をときめくJ.J.はじめ錚々たる皆さんにお会いできたので、本当にあり難い体験をさせて頂きました。