23時30分就寝。
何時だか地震で一度目が覚めて、しばらく眠れなくなるも、
いつの間にか爆睡して、7時30分起床。雨。
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今日は、ジャズライフ誌の取材が2本。
まず第一弾として、11時に秋葉原へ。
先日発表されたばかりのローランドV-Pianoの試奏取材です。
メディア取材第一号という名誉をいただきました。おお!
試奏していただくのは、お馴染みの西脇辰弥さん。
で、西脇さんが到着する前に、ひと通りローランドの方から
V-Pianoについて説明していただきました。
簡単にまとめると、
●V-Drumsのように、弦の長さや太さ、ボディーのサイズを自由自在に
変えていくというようなモデリングではなく、モデリング技術によって
予め「ピアノ」としてセットアップされた24のピアノ(プリセット的
な概念)の中から、好みのピアノをセレクトするという方式。
●セレクトしたピアノに対して、複数弦の微妙なチューニングやハンマー
の硬さ、響板をはじめとするさまざまな共鳴具合などが鍵盤単位で
調整可能。つまり、選んだピアノの『調律』が行える。
●セットアップされたピアノは、大きく分けて2種類。歴史的な名器の
サウンド(というか、楽器の振る舞い)を忠実に再現した『Vintage』、
新しいピアノ・サウンドを作り出せる『Vanguard』。
●『Vanguard』の場合は、アコースティック・ピアノでは実現不可能な、
88鍵全部に対してトリプル銅巻弦を張ったり(通常は、音域によって
本数/材質が異なる)、銀製の弦を張った状態の音を生み出すことが
可能。つまり、より理想的なピアノを構築できる。
●モデリングは『COSM』ではなく、V-Pianoのために新しく開発された
新モデリングとのこと。単に音源部だけでなく、打鍵の検出処理技術
など、複合的に開発されたハード&ソフトの新技術。
●最大同時発音数という概念ではなく、88鍵盤×3本弦=『264弦』。
…とまあ、こんな感じでしょうか。
そのほかの細かいことに関しては、
ローランドのV-Piano製品紹介ページを参照してください。
で、小難しいことは抜きにして、
西脇さんの演奏を聴いての、リスナーとしての僕の感想。
○プレイヤーの手元を見なかったり、録音された音を聴いたら、
アコピと区別がつかないんじゃないかなぁ?
○数値的には分かりませんが、これまでのシンセ&デジタル・ピアノより
ダイナミックレンジの幅が格段に広がった気がする。
○バンドの中での音抜けが、かなりよさそう。
さらに、V-Pianoを『ピアノ』として奏でるだけでなく、
『新しい楽器』としてさまざまな音色を作り出す、
西脇さんの柔軟な発想にも脱帽。
このあたりはもちろん記事の方で書かせてもらいますが、
ローランド・サウンドスパーク(2/4大阪、2/7東京)で
実際にお披露目されると思いますので、興味のある方はどうぞ。
朝早い時間から、ありがとうございました。
#あ、写真、撮り忘れた(_o_)
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その後、場所を神田に移して(と言っても、徒歩10分)、
ギタリストの"ハルさん"こと高内春彦さんに、
『新しいジャズギター』を7本ほど試奏していただきました。
『新しい』は、新製品という意味ではなく『新コンセプト』。
だからと言って奇をてらったものではなく、ジャズに使えるもの。
その中で一番斬新だったのが、
東フィンランドのFlaxwoodというメーカーのギター。
ギターですから『木』を使ってるんですが、
メイプルやローズウッドといった材ではなく、
比較的調達が容易なスプルース材を使い、
それを極少の繊維レベルに分解して成型され直された
木なんだけど木じゃない。でも、木。
というような新しい素材で、
ボディーからネックから、すべてが作られています。
詳細は、イケベ楽器さんのサイトをどうぞ。
★Flaxwood(イケベ楽器サイト内)
で、肝心のサウンドの方ですが、
木の倍音感がありつつ、サンプリング音源のような超安定性もありつつ、
といったような、なんだか不思議なサウンド。
しかも、外観とは似つかない、ジャズ・サウンド!( ̄w ̄)ぷ
もちろん、ビンテージを追求する路線とは大きく異なりますが、
これはこれで十分『アリ』な楽器だと思います。
しかもこのFlaxwood、
100%リサイクル可能
とのこと。地球にやさしいギター( ̄w ̄)ぷ
すべてが斬新なコンセプトですね。
今日は1日、コンピューター上のソフトウエアの進化ではなく、
ハードウェアと統合された『楽器』の進化を体感することができました。
これらの記事は、2/14発売のジャズライフ誌に掲載予定です。
#あ、これも写真を撮り忘れた( ̄w ̄)ぷぷぷ