2100年に日本の人口は7500万人になるらしい。

日本の人口が減ることは良くないことなのか。

ニュースや記事で、悪いと評価されているわけではないかもしれないけれど、

なんとなく悪いことのように報道している気がしてならない。




子供を生まないことに対して、批判しているかのように感じてしまう。



私は人口減が必ずしも悪いことだとそう思わない。






約75年前までの日本では戦争があって、


その戦争時代を生きた昔の人が

物や命を大事にし、

物量的な「多い」「足る」ことに
満足、安心、価値を見出すのはわかる。

そして、社会保障や年金制度を築いた日本が、高齢者を支えるという構造の中で、人口を求める理由もわかる。






しかし、果たして

人口という数が「多い」ことがそんなにも良いことなのか。


人口の多さで労働力をカバーすることが、日本の経済をよくした時代があったことは事実である。


 
けれど、



日本の自殺率の高さや最近ニュースでよくみる中高年の引きこもりの問題を考えると、人口を増やすことよりも

日本人の幸福度をあげることを目指した方がいいのではないかと思う。









利益追求を前提とする株式会社は、常に成長が必要であるけれど、

人間の生き方、感じ方、価値観、文化、好みはそれぞれなんだし、
常に「多い」「大きい」「向上」という充足感が必要なのか。




きっと1年前バリバリ働いてたときの自分には感じなかった気持ちだと思う。


病気になるまでは、お金を稼ぎたいという気持ち一心で働いてたから。笑←


けど、人の価値観の多様性を以前より感じる今。



自分基準の幸福度中心の生活が良いという価値観が根付いた。


もちろん、いつも言うけど、
家族・他人に迷惑のかからない社会的な常識の範囲内で。






子供の頃好きだった食べ物が好きじゃなくなることがあるように、

価値観・幸福感も同じように変化すると思う。




自分が今、何に幸せを感じてるか感じながら生きる生き方がいいな、と思った次第です。

久しぶりに通った歌舞伎町の空