姉から勧められて、

吉野さやかさんに最近触れている。


さやかさんのコミュニティに昨年入り、

配信されているこれまでの動画を、最近よく見て聞いている。


その中で、最近響いた

「親の呪縛」の回。





私は特に母親が小さい頃から好きではなかった。


•他のお母さんより可愛くない、綺麗じゃない

•何でも雑

•家を片付けられない

•頑張ることを押し付けてくる

•お父さんが1番えらい、逆らうな、という圧

•心配ばっかり

•世間体ばかり気にする

•感謝の押し付けが強い

•お金お金ばかり言う

•頑固で謝れない、いつも自分が正しいと思っている


いろいろいろいろ出てくる出てくる。


母親と一緒に居る時なんかは特に、

母親の嫌なところがたくさん見えてきて、だから現実の自分がうまくいかないんだ、あんたのせいで私の性格はこうなってしまったんだって、心の中で母親を責めまくる。



周りに気を遣って、自分を犠牲にして、1番できる人じゃないと価値がない、頑張らないと価値がない、休んじゃいけない、良い子でいなきゃいけない。

これまで、気づけばこんなふうに思い込んでいる自分がいた。


そう思い込ませたのは、親のせいだ。特に母親。

親のせいで私の人生苦しいんだ。

自分を愛せないのは、親がそのままの私をまるっと愛してくれなかったから。



そんな思いが溢れ出てきた。



自分に子どもが生まれてからは、特に、自分の母親みたいな母親にはなりたくない!って気持ちが強くなった。


でも、時々、自分の子育ての端々に、自分の母親を見ているようで、それはそれでまた、自分が母親と同じなようで、嫌になった。



手伝いはありがたいと思っているけど、

私が子供の頃にかけられて嫌だった言葉や考え方を、私の子にも言ってたりすると、すごく嫌気がするし、

子どもを見ずにスマホいじってるのみると、昔自分のことを見てくれなかった母親を思い出す。

これだけやってあげてるんだから、感謝しなさいよ、の圧が強くてしんどくなる。



でも、なぜか、そんな風に思っていながらも、それでも私は、母親に手伝ってもらうことを選んできた。


仕事している時は、母親に子供達のお迎えから、晩御飯まで作ってもらってたし、

親の手伝いありきで仕事も遅くまでやってた。

手伝ってもらわないと、とても回らないって思い込んでた。


体調が悪くなってからは特に、手伝いがないとやっていけないんじゃないかって思いが強くなって、母親に頼らず、自分たちで家庭を回していくことがますます不安になっていた。



自分と母親とを切り離したいのに、切り離せない状況を選んできたのは自分だった。

私は、就職して、結婚して、子どもができても、

それでも自分の親からちゃんと自立できていなかったんだって気がついた。

甘えてたんだよ。まだまだ甘えたかったんだ。



母親のお腹にいた時のように、そこで安心して離れないと決めて離れなかったのは、紛れもなく自分だった。



こんな身体でも、親に頼らずやってみる。

自分の力をもっともっと思い出して、信じてやってみる。

本当の意味で親から自立する。


ここに、今後の私が、私らしく拡大していけるヒントがあるような気がする。



さやかさんの言葉

◉親は、私の世界の中の登場人物と考える。

◉自分と親を切り離す。別の生き物としてカウントする。

◉親の呪縛は生まれた時に定められていた、人生の扉を開く鍵。

◉子どもに呪縛はかけても良い。



たくさんの気づきがあった。