つい先日の話だ。

風邪をひき大熱をだした。


日頃の不摂生が祟ったのであろう。

久々にう~う~と唸る程の大熱にみまわれた。

丸1日の休養で何とか山場は越えはしたが未だ油断ならない状況に置かれている。

後の給料の事を考えると仕事もそんなに休める筈もない。

これは早急に治さねばならない。


とは言え発熱は体の異変を訴えるサイン。

あまり薬で抑え込む事が好きではないのだが
この現状を打破するには
俺の自然治癒能力に頼っていては如何ともしがたい。

やむなく薬を購入しに未だふらつく景色の街へと繰り出す。


熱に効く風邪薬を購入。
ふらつきながら家路を辿る。

やはり病気で精神的に弱っている為か?


無性に笑いたくなった!
腹の底から笑いたい衝動に駆られたのだ!


ふらつく景色に負けそうになりながらも俺はTUTAYAへと足を運んだ。

迷いなどは一切なくお笑いのコーナーへと突き進む。

ふらふらな俺が目につけたDVDは


『ゴッドタン キス我慢選手権』だ。


何故これを選んだのかはわからないが
生命の危機に陥った時に俺が選んだものはキスだったのであろう。

悲しい31歳だ…。



そんなこんなで
この作品は3本で完結?らしいのだが最後の1本はレンタルされていて借りれなかったが
最初の2本は見事ゲットだぜ!


早速家に戻り
薬による強制的な体調回復に勤しむ。


そして少し体調も落ち着いた昼過ぎ。


TV SHOWではしきりに韓流なドラマがながれている。

韓流ドラマにまったくの興味のない俺はいそいそとDVDをデッキにセットした。


全てを笑い飛ばし、熱さえも吹き飛ばせばいい!

こんな気持ちでDVD鑑賞を始めた2時間後。


やはり病気で気持ちが弱っているのか?



俺は泣いてしまっていた。


いくら歳を重ね涙腺が緩くなったとはいえ
バラエティーで泣いてしまうとは…。


劇団ひとりとみひろの笑えるアドリブ恋愛劇の筈が
俺には劇的な感動恋愛劇に感じたのだ。




31歳秋…俺はどれだけ愛に餓えているのだろうか…。