マーブリングという実験があります。
「墨流し」という技法があるのですが、そのカラー版です。
出してらっしゃるのが、「墨運堂」さん。
奈良で200年続く「墨」のメーカーです。
実験教室で行う「墨流し」は、墨汁と油を使って、模様をつけていくのですが、
カラーマーブリングは、この彩液を使って模様をつけていきます。
では、絵具を使ったらどうなるのでしょうか?
絵具は沈むと予想されますが、油性インクなら、水に浮いて面白いかもしれません。
というわけで、実験した結果がこちら。
絵具は水に沈むので、ほとんど色が写りません。
油性インクは、水に浮くのですが、細かい破片のようなものになってしまい、紙になじみません。
やはり、マーブリングの液は美しく仕上がります。
まぁ、分かってたというか、実験用にマーブリング液は買ってあるのですけどね。
こうやって、違いを比べてみる、というのも、立派な実験。
実は、自由研究などは、実験そのものよりも、せっかく調べたことを「どうまとめるか」が大切なのです。
キッズアース本校の長期休暇企画では、ここまで含めた研修を行っています。
興味のある方は、是非参加してみてください。
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