7月21日、「桜山公園まつり」の「科学の屋台村」レポート③は、
姫路北高等学校さんの「夏に雪を降らせよう!」です。
夏に雪…?
みんな興味津々だったようで、長蛇の列が出来ていました。
最初に渡された秘密の粉。
これを水に溶かします。
試験管を触ると、温度はどうでしょう?
今度はお湯で溶かします。
全部溶けると、透明な液体になりました。
これを空気中に出して、しばらく観察していると...
透明だった液体の中から、フワフワっと、雪の結晶のようなものが現れてきます!
試験管の中を雪が舞い落ちてくるようで、とてもきれい!
この秘密の結晶の正体は、塩化アンモニウム。
塩化アンモニウムは、温度によって溶ける量が大きく変わります。
お湯で溶けていたものが、温度が下がることで結晶となって現れてくるのです。
これは、楽しくて、きれいな実験ですね。
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ちなみに、塩化アンモニウム(NH4Cl)は、水に溶かして沸かすとアンモニア(NH3)を発生させます。
また、亜硝酸ナトリウム(NaNO2)と反応させると、窒素(N2)を発生させます。
家に持ち帰って、お湯で温めると、何度でも楽しむことが出来ます。
価値のある体験をさせて頂きました!