【桜山公園まつり2019】科学の屋台村③ 夏に雪を降らせよう! | 共明塾 × キッズアース播磨町校

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1970年から兵庫県加古郡・加古川地域て信頼と実績を積み重ねてきた共明塾。
2007年からは東大卒講師を迎え、2017年からはキッズアースと提携し、小学生向けの科学実験教室を始めました。
共明塾はこれからも学ぶ楽しさを発信していきます。

7月21日、「桜山公園まつり」の「科学の屋台村」レポート③は、

姫路北高等学校さんの「夏に雪を降らせよう!」です。

 

夏に雪…?

みんな興味津々だったようで、長蛇の列が出来ていました。

 

最初に渡された秘密の粉。

これを水に溶かします。

試験管を触ると、温度はどうでしょう?

 

今度はお湯で溶かします。

全部溶けると、透明な液体になりました。

 

 

 

これを空気中に出して、しばらく観察していると...

 

 

透明だった液体の中から、フワフワっと、雪の結晶のようなものが現れてきます!

 

 

試験管の中を雪が舞い落ちてくるようで、とてもきれい!

 


この秘密の結晶の正体は、塩化アンモニウム。

 

塩化アンモニウムは、温度によって溶ける量が大きく変わります。

お湯で溶けていたものが、温度が下がることで結晶となって現れてくるのです。

 

これは、楽しくて、きれいな実験ですね。

 

 

ちなみに、塩化アンモニウム(NH4Cl)は、水に溶かして沸かすとアンモニア(NH3)を発生させます。

また、亜硝酸ナトリウム(NaNO2)と反応させると、窒素(N2)を発生させます。

 

 


家に持ち帰って、お湯で温めると、何度でも楽しむことが出来ます。

価値のある体験をさせて頂きました!