【藤田嗣治展】へ行ってきました。

 

というより・・・

念願のアサヒグループ大山崎山荘美術館

 

 

 

向かう道々がもうすでに素敵なんです。

坂道を山へ向かって登ります。

(JR山崎駅や阪急大山崎駅からシャトルバスもあります)

でもこの坂道を散策しながら登りますと

大山崎山荘への入り口です。

素敵でしょ。

門扉がまたしびれますね・・・

鉄製の飾り格子

開園中なので開いていたのですが

これ閉まっているの想像したらうっとりしてしまいます。

そしてもうしばらく坂道を上ると

 

お出迎えの楠木にご挨拶をして

美術館へ

入口左右に可愛い石像が

 

館内は全く撮影禁止でしたので

是非HPでお楽しみください。

建築物もすっごく好きですので

藤田嗣治展を観に来たことすら

忘れるぐらいに建物の装飾や階段の手すり、

暖炉のタイルや祖の装飾にすっかり夢中になっていました。

 

とはいえ、まずは【藤田嗣治展】です。

藤田嗣治と言えば

「乳白色の下地」裸体画が有名ですよね。

そして

戦争中に軍部の要請で軍事絵を描いたことで

戦後、あれは戦犯ではないのか??と追及する声もあったことから

こんな日本はもういらないとフランス国籍を取得したというのは

とても有名な話ですが

今回の展覧会は藤田が最初の妻から最後の妻までに

宛てた手紙の数々・・・が主な展示でした。

小さな字でびっしりと書かれた手紙には

イラスト描かれていて

藤田自身の似顔絵も多く有りましたよ。

 

数ととなく結婚し寂しがり屋さんだったのかしら??

いつも女性が側にいていたような印象でした。

そして何よりも自分をとっても

好きだったんだろうなという印象も受けました。

 

そしてまた美術館の話かとなるかもしれませんが

安藤忠雄設計の地中館「地中の宝石箱」もありますので

建築好きの方にも楽しめる美術館です。

とても、いい時間を過ごせました。

いつもいつも思うのですが

芸術、美術、工芸など作品に触れると

『心が豊かになる』って本当だなって

だれかの頑張りを

良い状態で残す、伝える、

ことをされて今私たちが

それに出会って、触れて

描いた、作った人たちへ

創造力を高め、思いを馳せて

刺激を受けて、感動して

そして時には癒されて

帰り道には、何かふんわりした気持ちになっている

これが、『心が豊かになる』ってことなのかな?っ思います。

 

とにかく素敵だらけのアサヒグループ大山崎山荘美術館でした。

テラスでコーヒーやケーキをいただくこともできます。

テラスからの景色は絶景です。

喫茶を利用しなくてもテラスには出れますので

是非行かれた際には絶景もお楽しみください。

 

素晴らしい1日をありがとう。