親のサポート | Mr.たけし先生のバトンブログ

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バトントワリング普及促進活動
舞棒导师




今回、長いです↓😅


長年バトンを教えているといろいろな生徒や親を見てきました。海外含めて1000人は超えているかと…

バトンなど習い事が上手になる子供に共通するのは、親の言動で分かります。子供は親の鏡ということ。

まず、過保護と過干渉ついて。


【過保護】
バトンの習い事に対して必要以上に子供に関わりすぎている状態を指します。また、普通では起こり得ないような小さな危険に敏感に反応し、子どもの意思を尊重せず行動を制限するような場合、過保護と言えるでしょう。例えば、レッスンへ行くのに着替えるのが遅いからと言って自分で着替えたい子どもの意思を尊重せず、親が着替えさせること、おだんご(シニヨン)や靴ひもを結ぶなど親がやり過ぎる行為も過保護と言えます。・


【過干渉】
バトンでの出来事などに干渉し過ぎる保護者を指します。子どもの意思を尊重せず、保護者の希望を押しつけることも過干渉の1つ。自分の子供の事を想うあまり、気がつかないうちに過干渉な毒親になっているケースもありますね。自分の理想通りのバトントワラーになって欲しい…とエスカレートすると過干渉になってしまいますよ。これは勉強などお受験や他の習い事でも同じですね。


【自主的な練習】
習った技やアドバイスを素直に受け入れ挑戦を続ける子供は、間違いなくどんな事にも臨機応変に対応できる大人に成長します。特に、バトンの自主レッスンをしたいとレッスン場所の体育館を借りてレッスンする子供、家の前や近所の公園で練習する子供は必ず成長します。・
しかし、ここで一番重要なのはレッスンの中身なんです。いくら10時間レッスンしても中身が薄ければ意味がありません。時間の無駄だし、疲れるだけです。自分自身が上手くなる為には、何をしたら良いのか、何を修正したら良いのかを把握して練習することです。それが分かって自主的にレッスンをする子供は伸びます。親はあくまでも子供のサポートです。


【責任転嫁】
以前、バトン指導者の責任にしたり、環境が悪いと不足不満を思ったり、チームそのものがよくないと悪口を言ったりする親に出会った事があります。バトンに限らず自分の思い通りにいかないとすぐ人の責任にする方がいますよね。バトンの習い事は義務教育ではないので私からすると答えは3つです。ただし、親ではなく子供の意見が最も大切です。

①所属するバトンクラブの目的や方針をもう一度把握し、指導者の言うアドバイスを素直に受け入れてチームの一員として精一杯の努力をする。・
②不足不満を継続してしまうと仲間と上手くいかず、いじめの対象になったり、指導者とのコミュニケーションが上手くいかなくなるので、自分にあったバトンクラブを選ぶのも選択肢の一つ。
③最終的にバトンを辞める選択。

いずれにせよ、自分自身の責任です。波長の合う方々は自然と引き寄せられますからね。 誰かのせいを捨てたときから人生は良い方向へ好転します。これは塾でも他の習い事でも同じです。


【なぜ、バトンを習うのか…】
結局はこれ↑です。それを見失うとつまらなくなります。世界一や日本一を目指すなら、どんな試練にも耐えて耐えて耐え抜いて頂点を目指し、いろいろな事を犠牲にして練習する事。朝早く起きてランニングして体力つけて練習してから学校へ行くこと。

子供が何を目的に、何の為にバトンを習うのかをしっかりと見つめ直していくと、バトンも人生も楽しくなりますよ。


親が理想通りの子供(バトントワラー)にするのではなく、子供が好きなバトンを後ろから全力でサポートして支えてあげて下さい。