母が亡くなり、相続で問題だらけな今、以前のように笑って流せる心境ではなかった。



命日だとか、墓で一時間とか言われたわたしは真顔になった。


「ふーん」

「そうなんだ」

「そんな事言ってるんだ〜……」

早く話を終わらせたい。



それでもまだ続く。

「ほんとにね、凄くね、元気なかったんだよ〜こうやって肩を落としちゃって」


女はわたしの顔を覗き込みニヤニヤ笑っている。


わたし「そんなに悲しいなら死ねば良いんじゃない?」


女「え、もうそんな感じになっちゃってるんだ〜」


わたしは黙っていた。

それでもまだ続く。


女「いや〜、愛されてたんだなお母さんって思ってさ。ねっ。」


わたし「それならこういうことにはなってないんじゃない」

「親しくしたい人がいるなら、そういう人が母の再婚相手と付き合えばいいんじゃないの」


女「へ〜そっかぁ」

「えへへ。いやいや、酔っ払いの戯言だと思ってください」


終始ヘラヘラ笑っていた。



酒を飲んでいれば何を言っても許される?



墓で1時間も話してきたから愛されてた??

わたしの母の死因知ってる?

愛されていた人が自死するんですかね。



言ってしまおうかと一瞬思ったけれど、こんな奴にはこれ以上何も知られたくないし、

ママ友というのが厄介でしかない。



母の再婚相手の話だけを聞いて、

家族みんなで母の死を悲しんでいる。とか思っているのかもしれない。



本当に黙って欲しい。

悲劇のヒロインぶるのは母だけで勘弁して欲しい。


寝言は寝てからいってくれ。