国内屈指のホテルチェーン『楽園』の創始者チャ・グムスンは、余命3カ月の宣告を受ける。
灯台の様なホテルの願い通り、海辺の超豪華ホテルは末娘セヨンが支配人を勤め、グムスンの志を継いでいる。
たった一つ、グムスンの心残りは、北で生きているであろう孫リ・ムンソンの消息。
戦争時、避難の際に生き別れた夫と長男。離散家族との面会が叶った時に、長男と孫に会う事が出来たものの、その後は又音信不通になっていたのだ。縁あって再婚、2男1女に恵まれ、夫とは死別したものの、小さな宿から始めたホテル経営は成功。死を前にしたグムスンの願いは、孫の顔を見る事。
グムスンの右腕として仕えてきたサンチョルは、ムンソンの行方を探し出すが、彼が麻薬組織に加わる犯罪者と知り、グムスンに合わす訳にはいかないと一計を案じる。ムンソンの代役として白羽の矢が立ったのは、無名の舞台俳優ユ・ジェホン。ジェホンの一世一代の大芝居は、最後までグムスンを騙しおおせるのか?

グムスンには名優コ・ドゥシム

ジェホン、若い頃のグムスンの夫はカン・ハヌル

セヨン、グムスンの若い頃にはハ・ジウォン

冒頭、グムスン達が船で脱出するシーンは、映画『国際市場で会いましょう』と同じ、迫力あるシーンでした。
北に残され、父親にも死なれた息子は、南で再婚したグムスンを許すことが出来ず、愛する故に憎しみを拭えず、その思いはムンソンにも伝わっていたのですね。
幼い頃、一度会っただけの祖母。その手の温もりを忘れられずにいながらも、父の恨みをはらしたいムンソン。
グムスンが孫と知らずムンソンと語り合うシーンには泣かずにいられませんでした。えーん

ムンソン役はノ・サンヒョン
なかなか良い役どころ、今後注目の俳優さんです。

見終わってみれば、悪い人は一人もいない、優しいドラマでしたね。
長兄がホテル売却に拘っていた理由が、今一つわかりませんでしたが…滝汗

セヨンの元婚約者にクォン・サンウ。彼の役って必要有ったのかしら。ニヤリ

セヨンとジェホンの関係が❤️に発展しそうなところで終わったけど、私はむしろセヨンには良きヌナのままでいてほしかったです。

サンチョル役はソン・ドンイルさん。
彼の若い頃の役が、SF9のダウォン君。💕
ちょっとカッコ良すぎやわ。てへぺろ