ホス女子大生ヨンロは、友人に誘われた合コンで、ベルリン大学の院生スホと出会い、互いに好意を寄せる。
ある日、安企部に追われ負傷して大学の寮に逃げ込んできたスホを、ヨンロは匿い手当てをする。
しかし、スホの正体は北の工作員だった。
スホ達三人の工作員は、銃と火薬を持ち、寮生を人質に寮に立てこもる。安企部のイ・ガンムも人質に。
大勢の寮生が人質になっているとはいえ、犯人側は三人、軍が突入すれば制圧可能な状況。
しかし、人質事件の裏には南北政府の取引があった。来る大統領選挙に与党が圧勝するには、今回の人質事件で犠牲者が出たほうが、民意は与党に有利に。その為、与党側は北の政府官僚に多額の金を渡す約束で工作員をおくりこませたのだった。
スホ達は、選挙の終わる9日後には金を持ちうまく逃げられる筈だった。
しかし、なりふり構わない与党側は、状況が変わると、人質全員の死もやむなしとし、むしろ殺そうとしていた。
スホとガンム、立場は正反対の二人だが、人質の命を救うという点では一致、協力し合うことになる。
果たして、人質たちは無事に脱出できるのか?
禁断の恋、スホとヨンロの恋の行方は?


スホにはチョン・ヘイン

ヨンロ役はブラックピンクのジス。
とっても可愛いジスちゃん❤️

なのですが…、どうもヨンロのキャラクターがイライラさせるばっかりで。ちょっと不満
第一に、寮生と共に人質になっているのに、スホと二人きりで会うシーンが多々有るのが不自然。
極めつけはラスト。ネタバレになるけど、スホはガンムにヨンロを委ね二人を逃がすのに、ヨンロは一人戻って来るのね。何故スホが命がけでヨンロを逃がしたかを考えれば、何と浅はかな行動かと。ムキー
スホが撃たれたら、ただ泣き叫ぶだけ。一緒に死ぬ覚悟で戻って来たんやないのプンプンと思わず突っ込んだわ。
純情かれんなだけのヒロインには、感情移入出来ないわ。
ジスちゃんのせいではないですが…。悲しい

安企部ガンム役はチャン・スンジョ

与党総長の愛人になりすまし、実は北のスパイだったカン医師にユ・インナ

スホの仲間、チュ・ギョクチャンにはキム・ミンギュ
『社内お見合い』の秘書役とはうってかわって、憎らしい役どころ。ガーン

さて、韓国内では、民主化運動をしていたと思われていたスホが、実は北のスパイだった─というところが、民主化運動を軽んじていると非難を浴びたようです。
その辺の事情はよくわからないし、私などが言及する事でもありません。

物語の時代は1987年6月。まさに大統領直接選挙の年。
スホとヨンロの恋が成就する筈もなく、悲劇的な結末は想定内。
それにしても、銃で脅され人質になっているのに、北のスパイとわかってからも好きでいられるかなぁ。ガーン
ほぼ寮内での出来事でストーリーは進んでいくのですが、思わぬ人物の裏切りもあり、一進一退の展開。
歯がゆかったわ。むかつき