かつては共に理想を掲げ、クリーンな政治の実現の為チャン大統領擁立に尽力したパク・ドンホとチョン・スジン。ドンホは首相として、スジンは経済副首相として大統領を支えてきた。
しかし、大統領は息子の弱みにつけこまれテジングループから賄賂を受け取り、財界との癒着の沼に嵌まっていく。
スジンもまた、夫が事業の為テジングループの融資を受け取った事から、テジンとの関係を持たざるを得なくなっていた。
大統領の不正を知ったドンホは退陣を求めるが、逆に収賄の罪を着せられそうになる。
追い詰められたドンホは、心臓疾患をもつ大統領を、薬を使って自然死に見せる行動に。しかし、大統領は一命を取り留める。経過を見るには1ヶ月の時間がかかるのだが、大統領代行となったドンホはその間に大統領の不正を暴くことが出来るのだろうか?
冷静公平なチェ秘書室長を味方にし、ドンホの秘書ジョンヨン、公正な盟友イ・ジャンソクと共にドンホの闘いが始まる。

ドンホとスジンの攻防が実にスリリングで、まさに権謀術数のオンパレード。展開が早いので、一気に視聴してしまいました。

万事休す、絶体絶命となった時、ドンホが「まだ残されたものがある」と繰り出すのは
自分自身!
ラストの展開には驚き😱❕

名優ソル・ギョング氏の演技には感嘆しかないのですが、ヒール役に徹したキム・ヒエさんの悪女ぶりも見事でした。

スジンの秘書マルギルは、かつてジョンヨンと婚約していた間柄。敵味方の立場にいるにもかかわらず、ジョンヨンの頼まれごとにうかうかと乗ってしまう。三度目のシーンには、さすがに視聴者(私)の方も怪しいと気付いていたのに…マルギル甘いよ。ガーン

とはいえ、そもそもがドンホの殺人未遂から始まっているので、他の方法はなかったのだろうかと思えてしまうドラマでした。