横浜市旭区 戸建

築50年程のご両親のお宅を遺品整理させていただきました。
お料理、裁縫をプロ並みになさっていたお母様の残された道具や生地、またお父様の多岐にわたる趣味の道具、お二人が最後まで生活を楽しまれた様子が伺われました。
書籍の所蔵も質量共に膨大な数。
まずはこれらの本、布類の処分の手配、2トントラックに山盛りに積まれた古本、古布は圧巻でした。古いものが多く買い取りの出来た書籍はほんの僅かでした。
同時に古道具買い取り業者を呼び、それぞれの専門に応じて値をつけていただきます。近所の方に書棚、ダイニングチェア、デロンギのオイルヒーターなどを引き取っていただきました。
必要なものと処分するものは丁寧に仕分けします。これらの作業は神経を使いますが、施主様とコミュニケーションを取りながらの時間は貴重で楽しいものです。
 
最終日、全ての処分品を運び出した後、家の全貌が見え、家自体の声が聞こえるようです。
 
 
 
 
コルビジェの住宅の設計に影響を受けたであろう収納や手洗いのしつらえ、設計士の強いこだわりを感じます。
この時代にこれだけの造り付け収納を備えた家は珍しかったと思います。
 
 

まもなく解体されてしまう家ですが、長年の務めに感謝の気持ちを込めて床を拭き上げました。
洋室の窓にも障子をはめ込み和洋折衷の趣も美しく、陰翳礼讃、日本人にしっくりくる穏やかな光を取り込んだリビングでした。
 
お祖母様の残された着物から作ったバッグ。リフォームしている友達とも繋がりました。