No.4235
ブログネタ:
ゾッとした瞬間 参加中
昨日、仕事中に突然この出来事を思い出したので急きょ書くことにしました。
中学1年の時に
学校の社会科見学で県内の八代市に行ったんです
八代市といえば去年の年末にお亡くなりになった八代亜紀さんの出身地でもあります
あ、八代亜紀さんは「やしろ」と読むけど八代市は「やつしろ」と読みます。
熊本県人は「やつしろ」を「やっちろ」と呼ぶ人も少なくないですが
さて、話を戻してと
八代城址で
弁当を食べた後に
友達数人と
城内の広場で遊んでいたんですよ。
八代城址です。
すると左脚に妙な違和感を感じ始めて次第になんだか異様にチクチクしてきたんです。
しかもそのチクチクする感じが徐々に脹ら脛(ふくらはぎ)から上のほうに上がってきて太ももの裏あたりまでやって来たんですよ
なんかもの凄く気持ち悪くなってきたから慌てて近くにいた
友達に「ちょっと見てくれ~
」と頼んだんです
「うわぁ~なんかこれ、動きよる(動いている)ぞ
」
と気味悪そうに真顔で言ったんですよ
それを聞いてもう頭の中が完全にパニック状態になってしまいましたよ
「頼むけん(頼むから)とってくれぇ~」と懇願して、最初は気味悪がって嫌そうにしていた
友達だけど、仕方ないといった感じで意を決して
ズボンに
手を突っ込んで “それ” を引っ張り出してくれたんです。
“それ” は「いったいどんな生き物なんだろう」と思いながら恐る恐る
友達が手にしているものを見てみたんですよ
そしたらなんと
その正体はこれだったんですよ
色、形状ともにまさにこんな感じのものでした。
自分は絶対に異様な姿をした不気味な生き物に違いないと
確信していたからそれを見た瞬間「えっ
」と思って呆気にとられてしまいましたよ
ちなみに頭の中では大きさが20cmぐらいある
こんな生き物だと思っていました
正体が杉の木の小枝だと分かった瞬間に
心底ホッとして一気に体から力が抜けてしまいましたよ
たまたま地面に落ちていた杉の木の小枝が何かの拍子に
ズボンの裾から中に入り込んで、
歩き回っているうちにどんどん
ズリ上がって行って太ももの裏まで上がってきてしまったんですね
それにしてもあのチクチクモゾモゾ動いてだんだんと上のほうに上がってきている感触と、その
正体が分かるまでの間はまさしく恐怖そのものでしかなかったですよ