No.3995
ブログネタ：
思い出に残っている文化祭のエピソード 参加中 ①
もの凄～く思い出に残っている文化祭のエピソードがあります。
それは自分が
高校1年の時の文化祭での出来事でした。
全校生徒が集まった
体育館で
ブラスバンド部の演奏や
ダンス部のダンスなど、いろんな出し物が行われたんですよ。
その中で
2年生の男子生徒が当時超人気だった
3人組の女性アイドルについて体育館の壇上で滔々（とうとう）と語ったんです
そうしているうちに
制限時間がやって来たから同じ壇上の隅にいた進行係の
女子生徒が、
「時間です。早く切り上げて下さい」
と終了を促したんです。
ところが男子生徒はそれを無視してひたすら喋り続けたため進行係の女子生徒が繰り返し、
「話をやめて壇上から降りて下さい」
と注意したんです。
それにもかかわらず男子生徒は話をやめるどころか注意している女子生徒を睨みつける始末でした
そんな二人のやり取りが続いている時に3年生たちが座っているところから、
「早（は）ようやめろ
」
と声が上がったんです。
その時みんなは「冗談で言ったんだろう」と思ったみたいで
クスクスと笑い声も上がりました。
それでも相変わらず男子生徒が喋り続けていたから今度はその
3年生が、
「さっさとやめんか
さっきから進行係が何回も注意しよるやろうが 時間ば何て思うとっとかお前は」
と大声で怒鳴りつけたんです
それを聞いて初めて調子に乗り過ぎたことに気が付いた男子生徒は引きつった顔をして
一礼すると、すごすごと壇上を降りて行きました
その時にパラパラとシラケた
拍手の音が館内に響き渡ったことが強く印象に残っています。
ところが騒ぎはこれで終わりじゃなかったんですよね
実は男子生徒が壇上に上がると同時に館内のあちこちから
紙テープが男子生徒目がけて飛んで来たんですよ
事前に男子生徒が知り合いの生徒たちに頼んで紙テープを投げるように仕掛けていたみたいなんです。
そして全ての出し物が終わった後に
校長が壇上に上がって生徒たちに向かってこう叱りつけたんです。
「紙テープを投げるなんていったいどういうつもりなんだ
文化祭は遊びじゃないんだぞふざけるのもいい加減にせんか」
実は紙テープを投げた生徒の一人に校長の息子である
M君がいたんですよ。
お父さんである校長から叱られている時にM君が何とも言えない
神妙な顔をしていたのが印象に残っています。
ちなみにM君は自分と同じクラスで、すぐそばに座っていたから紙テープを投げる瞬間も目撃していたんですよね
もし校長がM君も紙テープを投げたことに気が付いていたら
家に帰ってからもの凄く怒られたんだろうなと想像しましたよ
それから3年生に怒鳴りつけられた2年生の男子生徒だけど、全校生徒の前で大恥をかいてしまってしばらくの間は
学校に居場所がなかっただろうなと思うとちょっと
哀れな気持ちになりましたけどね
まぁ自業自得だから仕方ないことではあるけど
