皆さんは「雑費」というものをご存知ですか? 業界未経験の女の子には馴染みがないと思います。
この雑費とは、お店が女の子のお給料から一定の金額を「雑費」のような名目で引くことを言います。そうなんです、稼いだお金が全部自分のお給料にならないかもしれないんですね。
いったい、自分のお給料は本当のところいくらになるのかって、ちゃんと知っておきたいですよね。
今回はメンズエステのお仕事になれていない女の子にはちょっとわかりにくい、この「雑費」制度についてくわしく説明します。
お給料から引かれる「雑費」について
雑費の名目は「雑費」だけとは限りません。お店によっては「厚生費」や「在籍料」などいう別な表記のされかたの場合もあります。
いずれにしても女の子のお給料から何故かマイナスされてしまう金額のことが「雑費」です。
お店によって引かれる金額は少しバラつきがありますが、だいたい1人の接客あたり500円~1000円、もしくはバックの10%程度が引かれるということがあります。
お店から「雑費」として少し経費が引かれてしまうので、女の子の実際の手もとに残る稼ぎの額は想像と多少ズレて少なくなってしまいます。
ちゃんとチェックしたいポイントですよね!
雑費の無いメンズエステ店も増えています。
とっても女の子にとって良い傾向ですね!
ただし「雑費なし」のお店の場合、女の子へのバック金額は相場よりちょっと少なめだったりする場合もあります。
実際のところ「雑費がある」お店と「雑費が無い」お店でどっちの方がお得に稼げるのかを、すぐに判断しにくいのが女の子の立場からすると困ったところです。
◆雑費を計算に入れて実際のお給料を計算しましょう。
この「雑費制度」は業界独特の習慣なので、経験が無い女の子にはとてもわかりにくいところがありますね…。
なので、雑費があるお店、雑費ないお店どちらが良いかを判断するには、バック金額から雑費を引いた女の子の最終的な手取り額を計算して比較するのが間違いないですよね!
例えば、60分のお仕事のバックが10,000円で雑費無しのA店、バックが11,000円で雑費1000円のB店、バックが12,000円で雑費10%のC店を下の表で比較してみましょう。
◆バック金額
A店10,000円
B店11,000円
C店12,000円
◆雑費
A店0円
B店一律1,000円
C店バックの10%→1,200円
◆手取り額
A店10,000円
B店10,000円
C店10,800円
計算してみると、各お店の最終的なバック額はちょっと意外な感じもします
1回あたりのバック金額が一見全然違うと思われた3つのお店です。
でも、ちゃんと計算して比較してみると…実はバック額が10,000円と11,000円のように違っていたA店とB店の手取り額は一緒です。
一見するとB店の方が条件が良いと勘違いしがちなので注意しましょうね。
そしてかなりバック額が高い印象だったC店も、実はA店やB店と女の子の手取りはわずか800円だけ高い…ということがわかります。
例えばC店がバック金額が高いかわりに、他のお仕事条件がかなり厳しい場合、実は8%だけ高いとかんがえると、割に合わない条件かもしれませんよ。
単純にバック額だけでなく手取り額でちゃんと比較すると、実にお店から実際にもらえる金額がハッキリしますね。
目先の数字に惑わされないで、どの店が実際は一番稼げるのかをちゃんと把握してお店選びしましょうね。
あらかじめ手取りを下調べしておきましょう
どのお店は雑費があり、どの店に雑費が無いのかといった情報は、求人サイトにきちんと掲載されていますので、ぜひ参考にしてください。
雑費があるお店の場合でも、良心的なお店はかなり低く抑えているようです。
つまり店舗によって引く金額、もしくはパーセントなどの条件はかなり変わるんですよ。
いくらなんでも「雑費」をお給料の10%以上引くようなお店はほとんどありませんが、かなりバラつきがあるのは正直なところです。
そして、雑費が何パーセントかといった情報は残念ながら求人広告には掲載されていないことがほとんどです(雑費の有無は掲載されています)
なので、自分の手取りをあらかじめシミュレーションしたい女の子は、お店にメールや電話などで直接連絡をして雑費の金額やパーセントなどしっかり聞いてくださいね。
そうは言いながら、お店にガンガン問い合わせてお給料計算をするのはかなり面倒です。
また、オプションのバック率はどのくらいなのか等によっても、実際のお給料は変わってしまいます。
入店してから「こんなはずじゃなかった!」とは思いたくないですよね。そこで…
お金の件に関しては面接のときにちゃんとお店の人に聞いちゃいましょう!
例えば、週3日で各8時間入った場合、いくらくらいのお給料になりますか?と面接で聞いてみましょう。
ちゃんとしたお店であれば、だいたいこれくらという数字を計算して出してくれるはずです。
それを入店を考えているお店2~3店でやってみれば、かなりわかりやすい比較情報になりますよね。
なお、面接に行った時に、お店の方は「今すぐ体験入店しよう」と誘ってくるのは間違いありません。
なので、すぐに決められないなら、あらかじめその日はその後で用事があり、後で入店の返事をすると言っておくのが大事です。
◆まとめ
今回の「雑費」の話、いかがでしたか? もしかすると、ちゃんと知らなかったり、自分はもっと稼いでいるつもりだった女の子もいるかもしれません。
やはり自分の稼ぎに直結する部分ですから、バックがいくらかという点は入店前にちゃんとハッキリしておき、気持よく入店できるようにしたいですね!
頑張って良いお店を見つけて、稼いでください!
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