コープカルチャー西宮で

【着物リメイク】と
【 心を伝える話し方】 
 仕事onの 13日の金曜日です



よく着込んだ柔らかな男物の大島から コートに

ちょうど季節の変わり目に重宝する
薄手の素敵なコートの出来上がり

衿の打ち合わせも 
すっきりと上品



紬の着物から
絞りの羽織から


実はこの2点の作品は
同じお衿のテーマ

 花びらのお衿です


材質が違うとこんなに雰囲気が違った出来上がり





兵児帯からのブラウス 完成

絞りの部分は袖先に持ってきました
 そして残り布でタイを





おしゃれな羽裏を 裏地に使った
フード付きジャケット



地味な男物の着物に



【八百屋お七さん】が着ていたような
 華やかな 布を合わせて





12時15分から16時15分まで 
4階の 教室 での (着物リメイク)
 の 講座


続いて 
16時30分から17時30分まで 3階の 教室での
【心を伝える話し方 】




宮沢賢治の 【永訣の朝】 に挑戦

妹「とし」のこの 言葉
【あめゆじゆとてちて
     けんじゃ】
の部分に四苦八苦


生徒さんのお一人が 
【幼い妹がこういったのかとずっと思っていたけれど 解説の部分を見ると 妹トシは24歳で死去 となっているので 大人の女の人 の声で 読むのかしら】 という疑問

死を目前に  兄に甘える 声だから
もしかすると
幼い頃の 女の子 になっているかも 


この「あめゆじゅ」は前半に4回出てきます

岩手県花巻地方の方言で
「雨雪取ってきてください
けんじ兄ちゃん 」の意味

そして後半には 「おらおらでしとりえぐも」
( 私は私で一人行きます) 

「うまれでくるたてこんどはこたにわりやのごとばかりでくるしまなあよにうまれてくる」

( また人に生まれてくるときはこんなに自分のことばかりで苦しまないように生まれてきます)


長岡輝子さんのようには
なかなかうまくできませんね

なんでも方言は親子三代続かないと 無理とか

なるほど




レッスンを終えて外に出ると


西宮の町は もうこんな感じ



右の奥の建物の 3階と4階が
今日の私の仕事場 でした



【夜の帳が下りる】
 という日本語が
大好きだけど



こんなに明るすぎては
【とばり】も みつからない