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昨日6月13日は、ミセスグリーンアップルさんの『Magic』のリリース記念日。

2023年6月13日にリリースされました。



当時のミセスロックス(ミセロ)。楽しそうに語られてました。



 

私が2023年、ラジオで繰り返し流れる『Magic』に心惹かれ、ミセスグリーンアップルが好きになったのも、ちょうど今くらいの時期ですね。



子育て中心の生活で、自分の『好き』って忘れてしまっていた頃にラジオから何度も流れてきた『Magic』に。

「自分のためにも生きて良いんだよ」って言ってもらえたような気がしました。

私のJAM'Sとしての人生が始まった、大切な曲。


本日はそんな『Magic』について、掘り下げていきたいなと思います。

あくまで私が歌詞から受け取った内容からの考察・解釈になりますこと、ご了承ください。

 


Mrs. GREEN APPLE 『Magic』

作詞 大森元貴
作曲 大森元貴

Arrangement by 久保田真悟(Jazzin' park)・大森元貴



※Mrs. GREEN APPLE 公式YouTube 『Magic』より


タイトルの『Magic』、私は魔法という意味で捉えたいなと思いました。

それも、誰かにかけてもらう魔法じゃなくて、自分自身の手で、自分の力で魔法をかけるの。


その理由を書いていきますね。

 

 

自分の内側で何度も思い出してしまう、過去の失敗や後悔や。

誰かの何気ない言葉に自分で意味を持たせてしまったこと…。


今この瞬間にない傷を、自分自身で繰り返し再生して、自分にダメージを負わせているのかもしれませんね。


もう終わったはずのことを、何度も繰り返し思い出してしまったり。

自分で自分を責め続けてしまったり。

他人は気にしてないのに、自分の中ではずっと気になってしまっていたり。


そんな、考え方の癖とも言われるようなもの。

多分誰でも、持っているんじゃないかなぁって思います。


 

『あの日に描いた虹色のドラゴンと』

by Mrs. GREEN APPLE『Magic』


『あの日』って、いつのことなのかなぁ。


『虹色のドラゴン』という詩的なフレーズに隠されたこれはきっと、単なる幻想じゃなくて、過去の自分が確かに感じていた現実。



自由な発想で空想を描いていた、子供の頃。

世の中の常識なんて言葉も知らず、純粋に夢を描いていた、小さな自分かもしれませんし。


夢に向かって目を輝かせ、人生にワクワクしていた頃の自分かもしれません。


…あるいは、もう戻れない日々でもあるのかもしれませんね。


今となっては遠くなってしまった、あの日の自分。


現実や忙しさに追われて、その自由な心や夢を忘れてしまっているけれど。


『あの日』は本当はまだ、今も自分の中にあって。

あの日の心の中には確かに、いたんだと思います。


虹は、儚くありながらも、美しくて。

ドラゴンは空想の中の存在で、強くて自由で、どこまでも飛んでいける。


その両方を掛け合わせた『虹色のドラゴン』はきっと、自分の無限の可能性そのもの。


ただ『Magic』という楽曲は、それをただの懐古で終わらせずに、もう一度心に呼び戻そうというメッセージがあると思います。


今の自分はもう、そのドラゴンを描くことができなくなってしまっているのかもしれないけれど。


自分の中には確かに、『魔法』があるんじゃないかしら。


 

そして、優しい人でいようとするほど、誰かを傷つけたくなくて、自分を責めてしまったり、我慢してしまったり。

言いたいことを飲み込んで。

他人の痛みを、まるで自分のことのように感じてしまう。


そんなふうに、自分を後回しにしてしまったりする。


優しさと痛みは、背中合わせ。

 

本当は怒ってるのに笑ってしまったり。

傷ついてるのに「大丈夫だよ〜」と答えてしまったり。

自分ももう限界なのに、誰かのために動いてしまう。


自分を偽って、優しい人で居たいと思って。

『優しい人』という理想を守るたびに、本当の自分が少しずつ擦り減っていくような感覚が、痛いのかもしれない。


その痛みが止まらない。

時間が経っても、自分の中で再生し続ける。


でもね、痛いが止まらないから優しくあるのをやめたいじゃなくて。

それでもきっと、優しい人で居たいと思ってる。


優しさの痛みを知ってなお、それでも優しさを手放さない覚悟。


これはきっと弱さじゃなくて、強さでもあるんじゃないかなって思います。


 

『Magic』という楽曲はきっと、魔法をかけてほしい、という受け身の願いというよりは。


自分自身が魔法の力を持っていて、自分自身の手で魔法をかける、自らの未来を切り拓いていくという意味でもあるんじゃないかなぁと、私は思います。


今の自分を照らす光。


心にちょっとだけ魔法をかけて、軽くなってみようと。


魔法は現実を劇的に変えるものではないかもしれないけれど。

自分の心次第で、世界の見え方が変わる瞬間がある。


そんな小さな魔法が、『Magic』にはかけられているんじゃないかなって思います。



お読みくださいましてありがとうございました🍏


『Mrs. GREEN APPLEオリジナル音源』動画利用、及び写真・映像等の使用に関する注意事項(2024年5月9日(木)改定版)に沿って画像掲載しています。