コロナウイルスの拡がりの為
秋に計画していた海外旅行をキャンセルし
少しは落ち着くかと思い
新たに計画したこの４連休の国内旅行もキャンセルし
やるせなさと落ち込む気分をなんとか晴らしたく
うちから歩いて行ける距離にあるレストランに行ってきました
その名は「TOTANUKI」
”クイーンアリス”や”オザミ・トーキョー”
”L'ATELIER de Joel Robuchon" などでの経験を持つ
早見 裕亮（はやみ ひろあき）シェフのお店
我々夫婦にとっては今回が初めて
色々迷った末に決めたのが「フレンチおすすめコース」
コースの最初は
３６ヶ月熟成のイベリコ豚生ハムから
普段食べる生ハムに比べて色も風味もしっかり濃い
3年熟成された生ハムは
余分な水分が抜けている為 よく見る生ハムよりも細身でスマート
次は
真イワシと長茄子 横にバジルのソースとブラックオリーブのソース
イワシの新鮮なこと ウマイ！
次が
フランス産ホロホロ鳥とフォアグラのテリーヌ
左上には煮詰めたチェリーが添えられています
ピスタチオとチェリーの酸味がマッチ
その次は
空豆の冷スープ
空豆が口の中にキュルっと
空豆がいっぱい弾ける夏を感じるスープ
その次に
ラングスティーヌを泡立てた卵を周りにつけて焼いたものに
上にのっている黒い網のようなものはイカ墨を焼いたもの
ガラムマサラやターメリックのスパイスがアクセント
お口直しは 柚子のシャーベット
柚子の香りが口いっぱいに拡がりました
そして メインディッシュは
オランダ産ビーフのフィレ肉とリー・ド・ウ”ォー
肉の柔らかさと旨みが素晴らしい一皿
そして
デザートの前に とたぬき最中（中は抹茶とホワイトチョコ）
「とたぬき」の焼印がついてます
最後のデザートが
パイナップルのチューブ（外はカリカリ）にココナッツアイス
しっかりパイナップルとココナッツがマッチ
８皿のコースでしたが
最後まで 重い感じも全くしなくて
しっかり楽しみながら美味しく頂くことができました
予定していた旅行をギリギリでキャンセルした時
主人は
「世の中の多くは、みんな気にしないででかけちゃうんじゃ
ない？」
と言って、本心では旅行を決行したかったようで
私の
「心配しながら行っても結局は楽しめないし
東京から行ったら現地にも迷惑だから 私は行けない」
という強い気持ちに根負けして旅行を泣く泣く諦めたので
主人も私も暗いいや〜〜な気分になっていたのですが
ちょっと贅沢な食事をして
それも近所で
レストランのシェフもスタッフの皆さんも
本当によくしてくださって
美味しいものを食べ 楽しい時間を過ごし
気分も盛り上がって
また このコロナ禍でも頑張ろうという気持ちになれました
この「TOTANUKI」は
ホテルの中にある落ち着いた
とても洗練されたお洒落なレストランですが
フレンチだけでなく
鮨や天ぷらのコースもあります
知る人ぞ知る なかなかの人気店
https://www.hotel-a10.com/totanuki/