最近、
『油・脂』が悪者扱いされています
では、『油・脂』って本当に悪者なの
マーガリンやショートニング、お菓子や揚げ物など
加工食品や外食での食品に多く使われている
「トランス脂肪酸」
体のために摂る必要がなく、悪玉コレステロールを増やし
心臓病のリスクを高める「トランス脂肪酸」
は
はっきり言って、悪者でしょう
では、他の『油・脂』は?
私たち人間の生命維持や身体活動
に欠かせない
『3大栄養素』が
『糖質(炭水化物)』『タンパク質』『脂質』
『脂質』は『3大栄養素』の一つです
皮下脂肪になり、体温を維持したり
内臓を守るクッションの役目をしたり
脂溶性ビタミンの吸収を助けたり
腸のリンパを流したり
人間の細胞の外側にある形質膜を作ったりと
とても大切な働きをしています
また、脳の65%を構成する成分でもあります
その『脂質』が不足すると
血管や細胞膜が弱くなり、脳出血
を起こしやすくなりますし
脂溶性ビタミンの吸収が悪くなり
肌荒れや便秘になったりもします
『脂質』の摂りすぎの注意はあちらこちらで目にしても
『脂質』の不足に関することはあまり話題になりません
肝心なのは、
体に良い『脂質』を適度に摂る事が大事