PFAS(ピーファス)が危ない!! | 保育園・幼稚園・こども園向けオリジナル参加型音楽ショー『にじいろコンサート』♪うたほり~幼児向け童謡シンガーソングライター Mr.スコップ

PFAS(ピーファス)が危ない!!














最近、行政の水質調査で国の基準値を上回る都市が

次々と明らかになり、ニュースで問題が指摘されるようになってきた

PFAS(ピーファス)。

PFASとは、日本では有機フッ素化合物として知られ、

化学的に最も結合力の強い炭素-フッ素結合を持つ人工化合物の総称。

現在、4700種類以上のPFASが特定されている。


では、我々の身の回りで主にどのようなものに

フッ素化合物が使用されているのか?

・フッ素加工フライパン
・ 防虫剤
・撥水加工のされた雨具
・ハンバーガーなどの包装紙
・崩れにくい化粧品
・汚れを弾くソファやカーペット
・スマートフォン など


PFASの一体何がどう危険なのか・・・?

自然界や体内で分解されにくく蓄積しやすい性質を持っており、

「永遠に残る化学物質」とも呼ばれ、

また、水に溶けやすいという性質も持ち合わせているため、

工場排水などによって周辺の地下水や水道水の汚染が問題となっている・・・

ざっくり言えば、ダイオキシンなどの環境ホルモンよりも

さらに、タチの悪いヤツらだ、、、


では、実際に人体にどのような影響が出ているのか???

・甲状腺ホルモン、男性・女性ホルモンなどの撹乱作用
・腎臓がん、前立腺がん、乳がんなどの発がん性
・不妊、低出生体重児など、乳児・胎児・への影響
・感染症にかかりやすくなるなど、免疫力の低下
・肝疾患など肝臓への毒性
・血中コレステロール値の上昇
・潰瘍性大腸炎

などであるが、PFASがもたらす影響はまだまだ分かっていないことが

多いのが現状。

しかしながら、欧米などではPFASへの対策が一段と厳しくなって来ており、

日本も対応が待たれている。


また、近年多発しているクジラやイルカが浜に打ち上げられる

“ストランディング”という現象には、PFASが関係しているとも言われている。

クジラやイルカは人間よりも、PFASの影響を受けやすく

人間により海を汚染され、生命を脅かされている彼らが、

我々に無言の抗議をしている・・・のではないだろうか。。。