雨で濁った池
木漏れ日が
三宮趾で小休止
ツチアケビの花
丸太のベンチ
スギヒラタケ
鷹見神社上宮
余程の事情があったらしい
無人の権現山頂
山紫陽花
山紫陽花
無人の皿倉山頂
スロープカー
山頂レストランで
皇后杉
2024/6/21金曜日
梅雨の晴れ間、八幡西区の鷹見神社から皿倉を目指した。
このルートは行者道と呼ばれる所から、その昔英彦山に至る行者の峰入りルートだったと思われる。
英彦山の峰入りルートは、宝満山から始まる春峰と皿倉山から福智山を経由する秋峰があり、現在登山者の間で「英彦山峰入り古道」と呼ばれるのは、春峰で重要な「深仙宿」(今は行者堂と呼ばれる)を起点とし、大日ヶ岳・釈迦ヶ岳・岳滅鬼岳から英彦山まで至るルートである。
皿山のスタート地点には「修験の路」と書かれた碑がある。
話を戻す。
鷹見神社の池は前夜来の雨に濁っていた。
急登の続く登山道もぬかるみ滑り易かった。
しかし薄い木漏れ日の中を歩くのは心地良く、決して不快ではなかった。
三宮趾を過ぎた所でオレンジ色の植物が目に留まった。
よく見るとツチアケビだ。
今までに見たツチアケビは真っ赤で、まるで唐辛子の様だったが、花期はこんなに綺麗な色をしているのだと知った。
丸太のベンチが現れると、急登一辺倒から解放される。
権現山周回路を横切り、権現山頂を目指す。
ここまで誰一人出会わなかったが、山頂も無人だった。
権現社に参拝し、皿倉平へ降りて皿倉山頂へ。
ここもまた無人。
昼の用意をしてなかったので、スロープカー駅のレストランでカツカレーを頂いた。
客は勿論私一人。
下山途中で数人の登山者とすれ違っただけの静かな山歩きだった。