英彦山 北岳から南岳へ | アウトドア親父の山並みを越えて

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九州の山を中心にした山行記録です
時々俳句

 

豊前坊

 

 

 

 

ユキノシタ

 

 

 

 

北岳登山道

 

 

 

 

北岳の大山蓮華

 

 

 

 

ツルアジサイ

 

 

 

 

雲海遠望

 

 

 

 

豊前坊上宮の祠

 

 

 

 

ケルンの谷

 

 

 

 

修復工事の上宮

 

 

 

 

 

サワフタギ

 

 

 

 

エゴの花

 

 

 

 

行者堂の大山蓮華

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ベニドウダン

 

 

 

 

英彦山姫沙羅

 

 

 

 

奉幣殿

 

 

 

 

セッコク

 

2024/6/11

 

オオヤマレンゲ・ベニドウダン・英彦山ヒメシャラは英彦山三名花として登山者に知られている。

例年5月下旬から6月初旬にかけては三名花が一度に見られる好機である。

この日、中岳の上宮修復工事で立ち入り禁止区域を避けルート選びに迷った末、豊前坊~北岳~北岳の肩~裏英彦山~ケルンの谷~南岳~行者堂~奉幣殿~別所駐車場に決めた。

私の車を別所駐車場に停め、相棒のまっさんの車で豊前坊駐車場に向かった。

豊前坊から始まる北岳の登山道は山頂の上宮への古の参道で、延々と石段が続いているがそのほとんどが崩れて歩き難い。

途中登山道から逸れて鎖場を登っていく望雲台は150mの垂直の岩壁で、足場は狭くステンレスのポールが打ち込まれているだけのスリリングなポイントだが今日は寄らない。

やがてシオジの森と苔むした岩の中を歩く緑一色の清浄な空間が広がる。

溶岩の壁と呼ばれるポイントに着いたが、目当てのオオヤマレンゲは一輪を残し、既に終わっていた。

次のポイントは足場の悪い急斜面に二本のオオヤマレンゲが有り、こちらは6~7輪綺麗に咲いていた。

蕾もあるのでもう少し見頃が続くだろう。

北岳山頂を踏み、北岳の肩まで戻ってきた。

ここから地図に載っていないバリエーションルートに入る。

足場の悪い痩せ尾根の急下降が始まる。

下りは特に危険なルートなので滅多に使わないルートだ。

ストックを畳み、足場を確認しながら両手を駆使して下って行く。

やがて裏英彦山道と合流し、緊張感から解放される。

右へケルンの谷まで進む。

ケルンの谷から裏英彦山道と別れ、中岳と南岳の間の谷を遡上する。

ここもバリエーションルートなので、目印が少ない。

谷を上り詰めると、中岳と南岳の間の尾根に出る。

南岳山頂で遅めの昼食をとった。

下りは工事中の中岳上宮の横から行者堂へ向かう。

行者堂傍のオオヤマレンゲは満開の花を沢山付けていた。

蕾も多い。

足場が良いので、いろんな角度で写真が撮れた。

ここから正面登山道を奉幣殿へと向かう。

途中でベニドウダンを見つけ写真に収めた。

奉幣殿には、山中では既に散っていた英彦山ヒメシャラがまだ咲いていた。

これも写真に収め、目論見通り英彦山三名花に出会える山行となった。

別所駐車場に着き、まっさんを豊前坊迄送り届け帰路の途についた。