鹿嵐山(かならせやま) 大分県 | アウトドア親父の山並みを越えて

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九州の山を中心にした山行記録です
時々俳句

地蔵峠の景

 

 

■山名   鹿嵐山 757.8m

■山行日  2023/11/12

■ルート  第一登山口~雌岳~雄岳~地蔵峠~第一登山口

■歩行距離 5.5km ↑636m ↓644m

■歩行時間 4:42(休憩含む)

■メンバー 四季山遊会

 

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第一登山口を出発

 

 

雌岳山頂

 

 

最奥に八面山

 

 

雄岳山頂

 

 

 

急下降の連続

 

 

振り向けば

 

 

 

万里の長城

 

 

メンバーは満面の笑み

 

 

撮影した画像を確認

 

 

 

猫山の紅葉

 

2023/11/12

メンバー8名は今にも降り出しそうな空を見上げ、第一登山口からいきなりの急登に取りついた。

登山道とは言い難いほど狭く不明瞭な道は、落葉に覆われ歩き難い事この上なかった。

時折現れる黒いプラスティック製の階段は所々斜めに崩れかけていた。

漸く主尾根に乗って樹林帯を抜けると道は平坦になり、雌岳山頂の祠に着いた。

山頂の周りだけ視界が開け、西に紅葉の岩山が連なりその上に八面山を望んだ。

更に豊前海の上には重く垂れこめた雲が広がっていた。

登山道にもどると今度は垂直に見える急下降を、ロープを頼りに下ってゆく。

程なく傾斜は緩み始め、雄岳との鞍部に中央登山口からの分岐点が現れた。

ここから雄岳山頂まで登り返す。

中休止をとり再びロープに縋るように下るが、このロープが古い上に所々結んで繋いでいる。

怖くて全体重を預けることは出来なかった。

道はやがて細い岩尾根となり、万里の長城や奇岩の屹立する切り立った岸壁に達する。

正面には紅葉に彩られた猫山が聳えている。

胸のすくような景色はこのルート一番の見せ場である。

メンバーたちは思い思いのアングルでカメラに収めていた。

 

地蔵峠まで足を延ばし、風を避けて昼食にした。

今回もメンバーから色々な差し入れを頂いた。

第二登山口まではこれまでの厳しく長いルートと打って変わり

歩き易い道で、あっという間に到着した。

そこから長閑な山村の風景を眺めながら第一登山口へと帰り着いた。