さて、15日に福田の入団会見がありましたね。
ロッテ・福田秀平が入団会見「心の底から応援していただけるよう」
ようこそ福田選手。
雪見だいふく美味いですよね。
ソフトバンクの選手が携帯のキャリアはソフトバンク以外にありません!とか
西武の選手がホテルは外資系よりプリンスホテルが一番です!とか
楽天の選手が楽天市場こそ最高のECプラットフォーム!とか
そういうのと違って、ロッテって自社製品の宣伝しても嫌らしい雰囲気なく、むしろ微笑ましい感じになるからいいですよね。
それはともかく。
この記事の結論はこれです。
福田は7番打者あたりの下位打線で使うのがよい。
右投手ならスタメン。左投手ならベンチに置いた方が生きる。
この前、井口監督が1番荻野、2番福田を考えてるとの記事がありましたね。
これ、私は反対です。文句なく反対。
理由は簡単かつ明快で、福田は「粗い引っ張り専門のパワーヒッター」で出塁率が低いからです。
以下の成績を御覧ください。
2019年 福田秀平
183打席 打率.259 9本塁打 48三振
出塁率.302 長打率.470 OPS.772
IsoP.211 対右打率.295(129-38) 対左打率.135(37-5)
三振率26.2% 四球率6.0%
見ての通りです。
確かに福田は足が速いですし、それだけでなく盗塁の技術があります。
ですが四球が少ない早打ち型で出塁率はかなり低く、こと「塁に出る」能力はかなり低い部類に入る選手です。
また、打席数が少ないとは言え三振率26%というのも相当にインパクトがある数字で、例えばロッテでいうと三振かホームランか、というタイプのレアードの三振率が23%です。
また、かなり粗いイメージのあるマーティンが25%ちょうど。
これは今年に限らない傾向で、ここ4年は全ての年で三振率20%を超えています。
一方で、長打力を示すIsoPは.211と、これはロッテでは井上晴哉の.210に並ぶ水準です。
以上のデータは、福田という選手は決して俊足巧打の選手ではないことを物語っています。
「やや粗い早打ちのパワーヒッタータイプで最大の魅力は長打力。そこに足が速い、守備ができるという付加価値がついた選手」なのです。
かつ、完全なプルヒッター(引っ張りの打率.564、流し打ちの打率.104)ですから、タイプとしては「足の速い左打ちのレアード」と言っても良く、小技が得意な選手では全くもってありません。
2番で使ったとして、荻野が出てエンドランするから流し打ちで三遊間狙えと指示しても実行できる選手ではないんです。
中途半端なスイングで凡退するのがオチです。
また、得点効率を考えると2番には出塁率の高い選手を置くべきで、どうしても左に拘るならむしろマーティンの方が2番に向いています。
マーティンの出塁率は、実は福田よりはるかに高く.342あります。
したがって、下位打線で恐怖の7番打者あたりになってもらい基本フリーで振り回してもらいましょう。
.230でもいいから20本打ってくれることを期待したほうが、出塁と盗塁を期待するよりもずっと彼の能力を活かすことに繋がります。
ちなみに大きなウリの足ですが、スタメンで出た場合、そもそも単打も四球も少ない選手ですから自分が1塁に残る回数は少なく、したがって盗塁の機会はかなり少ないはずです。
なので、アベレージタイプの選手に勝って盗塁王というのはスタメンでも難しいでしょうね。
彼にとっては数よりも成功率が重要になるでしょう。
また、福田は実は左投手が極端に苦手です。
そうすると、左投手が先発の場合は清田か岡を先発させ、福田は右のリリーフに対する代打の切り札、もしくは代走としてベンチに置いた方が能力を活かすことができるでしょう。
故障が多い選手でもあるため、適度な休息にもなります。
来年の開幕戦はソフトバンク。故障がなければほぼ間違いなく右の千賀が来るでしょう。
以上から、来年の開幕スタメンは、私は福田を6番もしくは7番センターあたりに置くことを推します。
速い球に強いことも福田の長所であり、ひょっとすると千賀に一撃かまして開幕戦のキーマンになるかもしれません。
