無観客試合で始まったオープン戦です。
違和感しかないですが、個人的には嫌いではないですね。
昔は巨人が「球音を聞く日」などと題して鳴り物禁止の試合をやってましたが、これはこれでいいなと思っていました。
まあ、さすがに静かすぎますけどね・・・
内容については、月並みですが種市に尽きますね。
調整段階とは言えど、ほぼフルメンバーの楽天打線に対してまったく打撃の形を作らせず。
また、この時期に球速も150キロに到達しており、前回とは打って変わって全く心配ない内容でした。
こうなると前回は調子が悪かったのではなく、何かを試していたのがほぼ確定なのですが、私の目ではそれが何かを判別できませんでした…
あとはジャクソンがサプライズ登板。
開幕微妙と言われながら、オープン戦の開幕に間に合わせてきました。
本当にごく軽度の肉離れだったんですかね。
藤田にはきれいなセンター前、オコエはほぼ運だけと言っていい内野安打を打たれましたが、全体的には制球がまとまっており問題ない内容だったと思います。
相変わらずスライダーがエグいですね。
AAAの奪三振率13は伊達ではありません。
打線については、中村レアードマーティンあたりがもう少し上げてくれないとなかなか繋がってはいきませんね。
ただ、今日は楽天も釜田以外は本気の継投であり、そうそう打てるものではありません。
しかも楽天は外国人の間にも競争があり、早い仕上げになっていますので尚更です。
こちらはゆっくり見ていきましょう。
相手方については、ブセニッツは今年も相変わらず厄介ですね。
シャギワはスライダーのキレは半端じゃないことがわかりました。
ただ全体的に荒れますし、以前の記事で取り上げましたが「やっぱりBB/9 4.0-4.5なりの投手だな」という印象です。
グラウンドボールピッチャーであることも相まって打ち込むことは難しいですが、スライダーを上手に見逃すことができれば自滅を誘えるタイプですね。
とはいえそれ自体が難しいでしょうし、実際に見てもある程度の成績は残す印象を持ちました。
やはり、外国人枠に入れればそれなりに働くと思います。
以上、まだ初戦でしかも負けたのですが、私は種市が素晴らしい投球をしたというだけで満足しました。
開幕が予定通りにできるのかも不透明ですが、楽しんで見ていきたいと思います。