Ｑ53、危険負担の原則的規定と例外的規定について述べなさい。
Ａ５３、原則は債務者が危険を負担する債務者主義が採られているが、例外的に債権者が危険を負担する債権者主義が採られる。
Ｑ54、危険負担において債権者主義が採られるのはどのような場合か
Ａ５４、①特定物の物権の設定・移転の場合 ②不特定物債権の特定が生じた場合 ③債権者の責めに帰すべき事由によって債務を履行することができなくなった場合
Ｑ55、履行遅滞による海上を行う場合、実際に解除をなす前に何をしなければならないか
Ａ５５、相当の期間を定めて履行を催告しなければならない
Ｑ56. 解除後の法律関係について説明しなさい
A56、①両当事者は原状回復義務を負い、②双方の義務は同時履行の関係に立つ。 ③損害がある場合には損害賠償を請求することができる。