マチネの終わりに | まいたけの英国日記

まいたけの英国日記

ロンドン家族4人ぐらしの雑記帳。旅行や家のこと、たまに仕事のことなど。

こんにちは、まいたけです日本イギリス


読書記録です📗久しぶりの和書。

やはり日本語は読んでいて気持ちいい!




映画にもなったようですが



私が映画監督だったら

この2人はキャストに選んでないな〜。

何様だ。


映画はみていませんが

原作の小峰洋子はハーフの設定なので

原作とは設定が違うのかな。


私の中での、小峰洋子は

石田ゆりこさんのような

儚げな感じはありませんでした。

小雪さんのような、雅子さまのような

キリッとした美しさをもった

頭脳明晰でキャリアウーマンなイメージ。


ストーリーの40代の大人の恋に

読者までも翻弄される勢いでした。

ここからネタバレがあります。




ギタリスト、蒔野聡史のマネージャーで

密かに恋心を抱くマネージャーの三谷早苗。

そこに現れる、ジャーナリストの小峰洋子。


蒔野聡史と小峰洋子が互いに

惹かれあっていくのを

間近でただ見守るしかない三谷早苗。


そして、薪野と小峰が歯がゆいほどに

すれ違っていっていく姿は

「東京ラブストーリー」のカンチとリカを

思い起こさせます。


「東京ラブストーリー」のエンディング

覚えてらっしゃるかたいますか?

私は当時ライブでみていたのですが

かなり衝撃的だったのを覚えています。

テレビ局に苦情の電話が殺到したんでしたっけ!





まさに、あの衝撃でした。

三谷早苗の出来心で

運命の歯車が狂った蒔野と小峰。

蒔野は、マネージャーの三谷と結婚し

小峰は、一度別れたフィアンセと元サヤ。

それぞれに家庭を持って

子どもが生まれる…



うそーん!⇦語彙力!



って、声が漏れ出ました(笑) 

相手を愛するからこその行動が裏目に出て

その結果がこれ?!

大人の恋は理解できませーんネガティブ

そこがこの物語の良い所なんだろうけど。


エンディングは、ハッキリせず

読み手に任せるタイプのストーリーで

流れ的にいくと

蒔野と小峰はやはり添い遂げるのでは?

と思わせる終わりかたでした。


恋愛ものを読まなくなったせいか

久しぶりに読むと

淡くて切ない気持ちに触れることができつつ

40代の私には疲れます(笑) 

あんな大恋愛をするのはキツイな〜泣き笑い