良くも悪くも適当なヨーロッパ | まいたけの英国日記

まいたけの英国日記

ロンドン家族4人ぐらしの雑記帳。旅行や家のこと、たまに仕事のことなど。2006年よりイギリス・ロンドン郊外在住。

こんにちは、まいたけですフランス


パリ市内を観光中

フランス人情に何度も触れました。


親切心でやってあげている

という感覚はないと思うな〜キョロキョロ

とヨーロッパ人の夫は言っていましたが

私が親切だと感じたから、それでいいのだ〜


例えば…

スーパー閉店ギリギリに駆け込んだ挙句

レジ袋が必要な量の

買い物になってしまった私たち。

いつもはエコバッグを持ち歩いてるけど

旅行だったから持ってなかったんです。


夫が「この袋いいですか?」と

かなりしっかり目のエコバッグを指さし

私は「◯◯セントです」

と言われるのを待っていたら

どうぞ〜、と言わんばかりに

笑顔でコクリと頷いてくれたパリジェンヌ


夫は、もう閉店間際でボクたちが

最後の客だったから

めんどくさかっただけだよ、って。

こういうところは結構ネガティブ(笑) 


他にも、箱入りマカロンを選んで

会計の後に、紙袋がいることに気がついて

紙袋は1ユーロと大きく書いてあったから

硬貨を出して、払おうと準備してたら

おじさんが手を振って

「お金はいいよ〜」って。


夫は、キミがマカロン8個も買って

なかなかのお金を使ったからじゃない?

ってさ凝視 なに?ネガティ部に入部したの?

確かにそうかもしれないし

日本だったら、お土産に関しては

紙袋がついてくるのが当然ですしね。


さらに、地下鉄に乗ろうと

乗車券を機械で買おうとしたら

機械の調子が悪かったらしく買えなくて

窓口で事情を説明したら、駅員さんが



Just go! (無表情でこのまんまの英語)



と言って、改札を指さして 

無料で通してくれました。

ロンドンみたいに

到着駅の改札を出るときに

カードをタッチアウトしなくていいから

起こり得ることですね昇天


夫曰く

いちいち説明するのが面倒なだけだろう

って、そうかもだけどさー!

なんでそんなに悲観的なのよー(笑) 


ロンドンだったら、地下鉄は無理だけど

たまにバスとかで見かける光景かな。

人情味のある運転手さんだったら

無料で乗せてくれる人もいるし

バス停に全速で駆けてきた客の目の前で

バスの扉をわざと閉めて

発車したりする意地悪運転手さんもいます。


最近のことはわからないけど

私が日本(田舎)に住んでいたときは

バスの運賃が足りないとき

今度、乗車するときに

多めに払ってくださいねニコニコ

と言ってくれたりしていました。


いいよ、いいよ、乗っちゃいな〜とか

さぁ、行って行って

っていう軽い感じではなかったような。

日本はニュートラルな感じがします。

それに、ルールに沿って

的確に物事を進めるから

ヨーロッパみたいな

良くも悪くも適当な感じは少ないですね。


この適当な感じが裏目に出ると大変だけど

私はこのヨーロッパの緩さが快適(笑) 

日本は大好きだけれど

生活をするのはかなり苦労するだろうと

真剣に思います真顔真顔真顔