子供の頃母に「ほら、ポパイみたいにほうれん草いっぱい食べれば強くやるよ!」と食卓に出されたほうれん草。

ポパイのほうれん草はこんなんじゃない!オカカなんか載っかってないし!
強くなる気がしない、ポパイにもオリーブにもなれる気がしない。

で、なるほど、アメリカに住んでからアメリカ人のほうれん草の常識が分かった。

アメリカ人にとってのほうれん草って、日本人にとっての「ベビースピナッチ」。
湯掻いたりしなくたって、えぐくなくて、生でサラダで食べるのが主流。

長いのを湯掻いて、絞って、適当な長さに切って、オカカかけて、お醤油を多過ぎないように気をつけてかけて、そうして頂くのとは違くて、、、生のまま、ガンガン口に放り込んで力こぶブーン!っていうのがアメリカ流ほうれん草。

でもねお母さん。オカカのかかった、あの湯掻いた日本のほうれん草のお浸しが時々恋しくなったりするのは、お母さんのお陰だね🥲

アメリカのスピナッチ、日本のほうれん草、どっちも違って、どっちも良い。