アメリカの人々は血液型は全く気にしない。話に出ない。血液型で性格や相性をみるなどと言う発想もない。日本にちょっと興味がある人などは時々「日本人は血液型で性格みたりするんだってね?」と聞いて来たりする事はある。自分の血液型を知らない人も多い。


アメリカでは、日本人が血液型を気にする割合で星座を気にする人が多い。会うと誕生日を聞きたがる。聞いた後は「あー○○座ね」なんて言われる。そして誰かの行動や思考を「あー、あの人は○○座だからね」などと結びつけたりする。見かけはその星座らしからぬ場合でも「きっとそういう面が隠れているはずだ」みたいな話になったりする。


ちなみに私は星座は牡羊座で血液型はA型。


日本ではA型は「日本人に一番多い→平凡」みたいに位置付けられたりする事がある。常識人で真面目ではあるが、大きな事は出来ないみたいな?

私自身も、自分もそれでよろし、元々目立つの嫌だし、脇役大好きだし、大きな事なんて責任も重いんだから出来なくっていい。小ぢんまり暮らすんでいい、と、そのまま素直にA型に馴染んでいた。


ところが、アメリカに暮らし始めたらどっこい、人から言われることが一転してしまった。

まだ何にもやってないのに、皆私のことを牡羊座の「リーダー気質、自信家、負けず嫌い」前提で話をする。初めの頃はそういう場面に出くわすたびに、A型ポジションに慣れきっていた私は軽いパニックに陥っていたという。


同じ人間なのに、所変わればものを見る基準も変わり、全く正反対に見られたりするもんだ。