この国の人はコードとか短縮系とかマークとか好きだ。


私は割と分からない人にも伝わるように、日本にいた時から、そういうの使わないタイプだったのだ。だって、それ使って相手に一回で分かって貰えなかったら二度手間でしょ?


でも、アメリカはそんなものだらけの国だから、自分は使いたくなくとも相手の言っている事は理解しなくちゃいけない、、、。



そこで出てくるのがコード関係、それは「数字」の意味するもの。



地元に住んでいる人ならわかる、


「What’s your 20?」



「Where are you?」って意味。アメリカの無線システムのコードが10-20だった事からスラングになったそう。なので、地元の人達はそんな由来も知らずに、このフレーズを多用する。

特に、アメリカの店などは、とにかく広くてコミュニケーションはほぼトーキーで行うので、どうしても短縮系使いがち。



そしてまた今日、旦那が親戚と娘の進学先の大学の話を電話で相談していた時に出たフレーズ、「give me 411」、、まただぜ、、コードでっか?、、



聞くと「Give me information」って意味なんだそう。アメリカの電話番号案内が411なんだって。元々は電話番号案内の番号だったらしい。それが転じて「情報をくれる番号」ってなったらしい。日本で例えて作ってみると、「177ちょーだい」と聞いたら天気予報を訊ねている、みたいな感じ?



しかし、ここの人達は本当に短縮系が好きだ。



私が住んでいるところはカリフォルニアだが、ここの人々は住所を人に伝えるときに「 キャル!(キャ〜リフォルニアの短縮系ね)」と言ったりする。そして、私はそれがあまり好きではない。



私は老若男女、どの国から来た人にも、なるべく一回で分かって欲しいんで、短縮系も専門用語も全部砕いて言うタイプだが、、、


外国人訛りの外国人は、ネイティブじゃないからって軽く見られる部分も多々あるのは確かだ。

ネイティブスピーカーに「こいつ、ただの外国人だと思ってたけど、案外色々知ってるのかもしれん」と思わせる為には、こんなスラングを時折使ってみるのが役に立つ時もあるのかもしれない。