面白い話をネットの「Quora」で見つけました。Quoraとは世界版「知恵袋」です。Google メールやってる方は、なぜか毎日勝手に送られてきますよね
最初はウザいと思ったのですが、くだらない質問にもすごく真面目に答えていたり、中には専門家も舌を巻くような素晴らしい回答に出会うこともあり、面白いのでたまに食いついてます(本名でないと登録できないので真面目な回答が多いのかな)
興味がなければ消去すればよく、一度食いつくと似たような話題が選ばれるようで、だんだん淘汰されて興味のあるものが多くなっていきます。
今回読んだ中に、"I was today years old." の意味を尋ねている投稿がありました。数年前に一般のネイティブさんがツイッター(現X)でつぶやいて広まったそうです。
変な文ですね
ふつうなら "I'm(数字)years old" なのに、"was" が過去形でさらに "today" が単数形なのに "years" が複数形だし、意味も思いっきりヘンですね。 "today years old" って何さ
いろんな方がいろんなことを答えてましたが、私が一番腑に落ちた説明はこれです。
"I was X years old when I learned Y." の応用。
つまり、「私が Y のことを知ったのは、X 歳のときだった」。X 歳になって初めてそのことを知った、だから遅かった、というニュアンスだそうです。
たとえば、"I was twelve years old when I learned Santa is not real." 「サンタがいないって知ったのは12歳のときだった」
この "twelve" とか具体的な年齢の代わりに "today" を使ってるんですね。
ということは、「何かについて知ったのが今日だった」(私、遅ーい)という意味になるということです。仲間内では「へー、知らなかった」の意味で "Today years old." だけでも使えるようですよ。
もちろんジョークやシャレの類なので、ふつうに使えるわけではありませんが、よく思いついたなあという面白い言い方でした。
ところで、私は昨日 "I'm 64 years old" となったわけですが、そう言えばビートルズに "When I'm 64" という有名な曲がありましたね!(って今日になって気づくという)← まさに "I was today years old!" (さっそく使えた♪)
この詩はポールが16歳の時に作ったのだそうです。まさに私が生まれた頃です!(楽曲としては1967年のアルバム "Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band" に収録)
当時の少年から見たら、64歳のイメージってこうだったんだなあと思わず笑っちゃうほどお年寄りなんですが(今でいう80代くらい)、何だか幸せそうな感じで微笑ましい
アメリカ人だと引退後はフロリダやバハマ行きが夢らしいですが、イギリス人だとワイト島なんですね♪ 日本で言えば沖縄? やはり南の島でのんびり過ごしたいというのは国を越えてみんなのあこがれなのかな~⛵
英語・日本語の歌詞を『およげ!対訳くん』が書いて下さってるので、よかったら曲を聴きながら読んでみてください♪(自分で訳さんのか!)