先日「X」を見ていたら、同業の翻訳者さんがこちらの記事をアップされていました⤵

 

 

 

 

文化庁がアンケートをしているとあったので見てみると、アンケートの対象者について、このように書かれていました。

 

 

文化芸術分野において、個人で活動している芸術家等

 

I.「文化芸術活動」とは、ここでは文学、音楽、演劇、舞踊、美術、写真、デザイン、映画、マンガ、アニメーション、伝統芸能、大衆芸能、生活文化・国民娯楽などの分野における活動をいいます。


II.「個人で活動している」とは、個人事業主やいわゆるフリーランスとして仕事をされる方をいいます。(アルバイトやパートを含む雇用契約の下で働く方は除きます。)


III.「芸術家等」とは、文化芸術基本法第16条に定める以下の方をいいます。
① 文化芸術に関する創造的活動を行う者
② 伝統芸能の伝承者
③ 文化財等の保存及び活用に関する専門的知識及び技能を有する者
④ 文化芸術活動に関する企画又は制作を行う者
⑤ 文化芸術活動に関する技術者
⑥ 文化施設の管理及び運営を行う者
⑦ その他の文化芸術を担う者

 

 

I.「文化芸術活動」には映画や国民娯楽が含まれる・・・関わってますね。

II. 個人事業主でフリーランス・・・はい、そうです。

III. 字幕翻訳者は⑤の技術者かなあ。または④の制作かも?

 

 

わお。いずれにしても、私当てはまるじゃん!と驚きましたびっくり  今まで自分が「文化芸術分野の活動」に参加しているという自覚が全くなかったのです。

 

 

これまでずっと教員をしていたので、関係省庁は「文科省」(旧文部省:この名称のほうが馴染むなあ汗)。

 

 

教員を辞めて字幕翻訳の世界に入ったので、今度は「文化庁」の管轄に入ったのだ、と初めてわかりました。

 

 

とはいえ、「文化庁」は「文科省」の外局で、いわゆる下部組織に当たるので厳密に言うと、まだ「文科省」から足を洗えていない(?)ということにはなります。

 

 

が、何とも響きがよいではありませんか「文化庁」って。なんかうれしい♪ しかも、長官はあの日本の昭和を代表する作曲家、都倉俊一さんです!急に身近に感じてしまう(って、知り合いじゃないんだから💦)

 

 

本庁舎は京都にあるのでちと寂しいですが、「日本の文化」と言えば京都が中心地。それは仕方ありませんな。

 

 

急遽「X」でも「文化庁」をフォローして、アンケートにもお答えしました。フリーランスの環境改善に多少なりとも貢献できれば、と思います。

 

 

なんたって、翻訳料って昔からどんどん下がってるし、配信の多様化とAI の台頭により、ますます利益と効率重視で人間がポストエディット(機械翻訳の修正)に回されるようになりつつあるし、翻訳者の立場は悪くなる一方です。

 

 

翻訳した作品は「2次使用料(いわゆる印税)」なしに使い回されてるし、翻訳者の頭で考えたオリジナル翻訳文の著作権はどうなってるんだ?という疑問もあります。

 

 

組合もないから、どうにかしてフリーランスの地位と翻訳料の(できたらアップだけど)現状維持は死守したいところです。

 

 

文化庁がどうにかしてくれる問題なのかどうかは分かりませんが、「芸術文化」とフリーランスの動向など、情報は入れていきたいと思います。

 

 

「芸術文化」って、心を豊かにしてくれる分野だけど震災やコロナなどが起こると真っ先に影響を受ける仕事の1つですよね。フリーランスで細々と営業している方も多い分野です。

 

 

でも、一時はコロナで活動できなかった芸術家や演劇・音楽関係者の方たちも徐々にまた日常に戻っているし、活動の場をYoutubeなど自らの配信に移して成功した方もいるし、「ピンチはチャンス」に変えていくタフさが必要ですね!

 

 

グレずに踏ん張ろうと思いますニコニコ

 

 

 

*すみません、何度か書き直してアップし直しました。それから投稿数、800本目だそうです♪(アップしてから知った) 地味に続けられておめでとう~私🎊