昨夜は疲れて珍しく早く寝ました(午前1時前) ← いつもは『Law & Order SVU』を観ながら1時~3時の間に寝落ち
昨日ちらっと書きましたが、Kitte1階で開催されていたEU展 (EU Village)。たくさんの国々がブースを出していました。その中で寄ったドイツ店。EUクイズに誘われたので挑戦しました。
EUに関するクイズで「EU旗の星印は何個?」とか「EU最初の加盟国は何か国?」「現在は何か国?」など全部で8問。私は不勉強で全部カンで答えたけど5問正解(いいカンしてた)
でも、点数は関係なかったみたいで「参加記念にどうぞ」と言われたので珍しいEUのノートとドイツ語のハガキをもらいました "Ein Bier, bitte." いいね~。ドイツだね~ (=One beer, please)
でも、もっとうれしかったのはEUの地図が手に入ったこと。これは分かりやすくていいわ。
「ノルウェーは加入してない」とか「リトアニアとポーランドの間にロシアの飛び地がある」とか、いろいろ分かって面白い!(そんな飛び地こそ取ってしまえ、と思うが)← だいぶ乱暴
それから、オフ会のあとに日本橋三越に行ったのは、私の大好きな萩尾望都さんの『ポーの一族』展をやっていたからです
『ポーの一族』『トーマの心臓』『11人いる!』他、私の青春全集は私のお宝です(もちろん、昔のコミックスも大事に取ってありますよ~)
でも、漫画家さんは長い作品を描いている間に画風や人物の顔が変わっていきますよね。私も最近のエドガーとアランの顔は好きじゃないんです。が、やっぱり『ポーの一族』展と言われれば行かねば、と思って行ってきました。
会場は売り場の一角で本当に小さなスペース。絵コンテとかもなく、貧弱な展示でしたが、行ってすぐにこの大きなページが目に入り、懐かしさに涙が出そうになりました。
この頃の絵が一番好き
展示は数枚だけでちょっとガッカリでしたが、萩尾望都さんへメッセージを書いて貼るところがあったので、それはうれしかった♪ 思いのたけを書いて残してきました。おモーさまが読んでくださるとうれしいのだけど
で、このあとは銀座線に乗って上野に出たのですが、私にしてはたくさん歩いたので疲れてしまって、早めの晩ごはんにしました(夫も夜は自治会の会合でいないし)
そしたら帰宅後、大事なものがないことに気づき、その店に電話すると・・・ありました!よかったあ。。。
ということで、今日はまた上野まで取りに行くことに
でも、それだけで帰ってくるのはアホみたいなので、せっかくだから会期中の「デ・キリコ」展に行くことに。(本当は平日行こうと思ってた)
土日祝日の予約チケットは来週分しか取れないのですが、当日券があれば入れるとあったので、とりあえず行ってみることに。。。
そしたら、あっさり入れました♡ やっほー
ジョルジョ・デ・キリコはギリシャ生まれのイタリアの近代画家(1888-1978)。
最初の作品は重厚で写実的な油絵ですが、1910年以降抽象的な画風になり、のっぺらぼうのマネキンの顔がやたら不気味な絵とか、荒野で風呂に浸かる男たちとか、とてもシュールな感じになっていきます。
面白いことに、その後古典的な画風に転じ、晩年はまた抽象画へと回帰します。
よく「○○と天才、紙一重」といいますが、とても変わった方だったらしく。自分の昔の絵の描き直しをよくしてて似て非なる作品がたくさんあるのですが、晩年、そういう自分の絵を「贋作だ」と言い張って認めなかったとか
抽象画の良さは私にはよく分かりませんが、不思議な非日常の世界に浸れたのは確かです。面白いひとときでした。
お土産にいつもマグネットを買うのですが、こちらの2点にしました。
左が "The Faithful Bride" (貞淑な花嫁) 、右が "Harmony of Solitude"(孤独のハーモニー)...摩可不思議な世界観なり😹
絵を鑑賞したあとは、いつも行く美術館内のレストランで軽食を食べて帰りました。
次は上のチラシにある「翻訳できない わたしの言葉」が気になりますねえ・・・
残念ながら、EUマルシェは今日で終了のようです。
https://www.mistore.jp/shopping/feature/living_art_f2/livingevent2_l.html
(三越「ポーの一族展」)