まだまだ信じられないくらい暑いですが、今日から9月になりましたね。新学期なのに、いきなりコロナ感染者が多くて学級閉鎖になったところもあると聞きました。

 

 

若い人にも増えてるんですね。特に高熱と喉の痛みが多いようで、うちの息子も最初の症状がそうでした。それで食べられなくなってしまって。。。喉の炎症を抑える薬がかかりつけの薬局になくて、別の薬局から取り寄せていただいたりしてました。

 

 

お子さんがいらっしゃるご家庭は、ぜひ引き続きご用心ください。。。

 

 

さてうちの息子ですが、今日の午前中また救急車に乗り(これで4回目)、病院から病院へと移され、無事転院となりました。

 

 

今度は総合病院ではなく、専門病院なのでかなり規模は小さいですが、その分しっかり日常生活全般や、リハビリなどきめ細やかくケアして頂けそうです。

 

 

ただ、そこは完全看護なので付き添いは不可。しっかり治るまで里心がつかないように(?)面会もあまりしてくれるな、という方針のようです。

 

 

はあ、そうですか?母がいると安心そうにしてますけど、母もダメですか?と不服そうにしていると、離れて見守ることも大切ですよ、とドクターに言われてしまいました泣くうさぎ

 

 

まあ、心配ではありますが、確かに24時間ずっと毎日付き添ってそばで見ているわけにはいかないし、体も続かないので、ここは専門家のみなさんにお任せすることに。

 

 

またすぐ会えるからね、と言って別れたきり、病室にも行けないまま手続きのために3時間半待たされました。ちょっとぐったり。。。汗

 

 

が、今日の15時に、先日仕上げて納品したドラマのクライアントチェックが返ってくると聞いていたので、急いで帰り、3点ほど再検討して提出し直しました。

 

 

そのあとも、以前から打診されていたある映画祭の短編アニメの仕事が2本、来ることになりました。しばらく仕事は手につかないかも、と思ってましたが、息子に会えないならやることもないし、ずっと心配してばかりいても仕方ないので仕事に精を出すか、と引き受けました。

 

 

もちろん、入院を望んでいたし、そうでもないと回復しないのですが、この2日間は毎日顔が見られて、声をかけて励ましてあげられたのに、会えないとなるとそれはそれで寂しいもので・・・。

 

 

息子の部屋に入ると、いつもずっと座っていた机の上にパソコンがあり、毎日何やら一生懸命やってたなあ、もうしばらく何もできないんだなあと思うとかわいそうになります。

 

 

時々、映像に字幕も付けてるとか言ってて、さすが親子だと思いました笑

 

 

一度、見せてもらったことがあるのですが、ニコニコ動画のようなものに、趣味で勝手に字幕をつけてました。右から左に字幕が流れていったり、斜めに出たり、ポップアップで出たり、かなり自由な感じ。

 

 

ルールと文字数制限に縛られる私たちプロの字幕翻訳者とは違い、好きなように作れて楽しそうでした。

 

 

今は、体もうまく動かせないし、口も自由に動かないので、リハビリにどれだけかかるか、元の元気な状態に戻れるのかも分かりません。

 

 

今までも、家にいても返事をするくらいでちっともしゃべってくれないし、ただいるだけだったけど、それでも息子が家にいてくれるだけでよかった。好きなものだけ食べて、好きなことだけして、でも一緒にいてくれてうれしかった。

 

 

もっと丈夫な体に生んであげたかったなあ。平熱が低くて、インフルの予防接種をしていても、家族で一人だけかかって肺炎や脳症で何度も入院したり、持病の薬のことで苦しんだり、かわいそうなことをしてしまった。。。

 

 

でも、今度も時間がかかってもいいから、元気になって帰ってきてほしい。「涼しくなったら一緒に旅行に行こうね」と言ったら、珍しくうなずいてくれたので、母はそれを楽しみに待っています。