はっるやっすみ~(春休みをルンルン気分で言ってみました)♪


確定申告も何とかギリギリ終わったところで、勝手に春休みとし、早速アカデミー賞総なめの映画
『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』(長い!短い邦題を考えようとは思わなかったのかね?)を観てきました!→ でも「『エブエブ』のパンフください」で通じました。

 

 

 

 

賞を取ってから観ると、ちょっとミーハーっぽいけど、そうなんです。賞候補とは知ってたけど、予告編を観てハッキリ言ってバカバカしい内容かと思って観なかったんです。でも、あれだけの賞を受賞したということはいい映画なんだろうと、ミーハー気分で観ることにしたのです。

 

 

何しろ、作品賞、監督賞脚本賞を受賞、面白くないわけはないでしょう。

 

 

それに、主演のミシェル・ヨーがアジア人女性初の主演女優賞助演男優賞にあの『インディージョーンズ/魔宮の伝説』(84) に出ていたキー・ホイ・クァン助演女優賞『ワンダとダイヤと優しい奴ら』(88)に出ていたジェイミー・リー・カーティスその他、編集賞…と七冠達成!

 

 

キー・ホイ・クァンは芸達者(口達者?)で可愛かったよねー♡ その後どうなったのかと思っていたら、しばらく映画は休業で南カリフォルニア大学へ進学し、卒業後は武術指導や助監督などをしていたそうですよ。

 

 

今回の授賞式で顔を見ても、すぐにあの子だったとは気づきませんでした。ネット情報でそうと知り、口元を見ると、確かに面影があるなあとは思いましたが。(声は今も高目でかわいい)

 

 

写真はネットよりお借りしました。

 

 

この長いタイトルの『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』は、「何でも・どこでも・いっぺんに」という意味。ネット情報によると、この作品の舞台となる「マルチバース」を表してるのだとか。

 

 

そもそも「マルチバース」って何?と思いましたが、「多元宇宙」とか「平行宇宙」ということらしく、「ユニバース」(ユニ=1)の対語だと分かりました。

 

 

内容は『映画. com』によると

 

 破産寸前のコインランドリーを経営する中国系アメリカ人のエブリン(ミシェル・ヨー)。国税庁の監査官(ジェイミー・リー・カーティス)に厳しい追及を受ける彼女は、突然、気の弱い夫・ウェイモンド(キー・ホイ・クァン)といくつもの並行世界(マルチバース)にトリップ。「全宇宙に悪が蔓延っている。止められるのは君しかいない」と告げられ、マルチバースに蔓延る悪と戦うべく立ち上がる。

 

 

とあるとおり、いわゆるいくつものパラレルワールドに行きつ戻りつしながら、家族の絆を確かめていく物語・・・ということだと思うのだけれど。

 

 

映像は、かなりのカオスぶり。1つ1つのパラレルワールドがじっくり描かれていないので、あっちいったり、こっちいったり、さっぱりワケが分からない!

 

 

悪いけど、途中で眠くなってうとうとしてしまいました。家で観てたらとっくに止めてた。モンティ・パイソンのギャグもよく分からないけど、彼らのほうがむしろ風刺が効いてることは理解できる。

 

 

それに、ポメラニアンをあんな風に使うのは許せん!(これに一番腹が立つ)むかっむかっむかっ

 

 

終わってからネットの口コミを見ると「面白い」「サイコー」という意見もあって、見方が分かれる映画だなと思いました。とりあえず、私的にはパスだな。それこそ、ジェイミー・リー・カーティスが若かりし頃に出ていた『ワンダ~』"A Fish Called Wanda" に近いテイストだと思いました。

 

 

ただ、映像的にはこれまでにないオリジナル性を感じました。特撮と編集には確かに賞をあげてもいい気がします(って、なんで上から目線)ニコニコ

 

 

このところ、アカデミーも映画界の白人至上主義への風当たりが強く、黒人にもだいぶ受賞させたので、今回も(『半地下』以来?)アジア系にあげたかったのかなあと勘ぐってしまいました。

 

 

 

 

 

ホントは『Worth(ワース)命の値段』を観たかったから、そっちにすればよかったーー!!受賞作という事実に惹かれ観てみないと分からないと思ったけど、やっぱり予告編の印象は正しかった汗

 

 

字幕は林完治さん。読みやすかったです。最近はタイトルと一緒に先にクレジットされることが増えました。

 

 

今日もランチは「粥餐庁(かゆさんちん)」のおかゆ。春限定メニューの "桜えびとたけのこのおかゆ" がおいしかったです♪