『ザ・クラウン』シーズン5が配信されたのもつかの間、先週木曜日、同じNetflix『ハリー&メーガン』が配信されました。

 

 

『シネマトゥデイ』HPより

 

 

すでに、予告編の映像でフェイク映像が多く使われているとして批判殺到だそうです滝汗

 

 

パパラッチの写真と訴えているものは、他の場面の他の人の撮影会のものだったり(それこそハリー違い笑『ハリー・ポッター』完結編ワールド・プレミアの写真とか)、許可を得た公式カメラマンが撮った写真だったりと、明らかにおかしいと分かるものだったと、翌日の『ゴゴスマ』でデーブ・スペクター氏が元の映像と比較しながら詳しく解説していました汗うさぎ

 

 

 

 

実際に写真や映像を撮った人たちがいるんだから、そんな別のものを出したらすぐにバレるだろうに。お粗末すぎる・・・うーん

 

 

真実を描くドキュメンタリーだというのに、なんてことでしょうゲロー

 

 

いったい誰のせいでそうなったのかについては、いろいろな憶測が飛び交っています。

 

 

メーガン側が映像操作を頼んだ or ほのめかしたのか、製作側が意図的にセンセーショナルな映像を使ったのか、はたまた宣伝効果を狙ってネトフリ側が作らせたのかはてなマーク・・・みんな怪しい。

 

 

・・・と思ったら、先ほど見つけたこちらの記事で、ネトフリのトップがウソの映像が使われたと知って怒っている、と書かれているのを見つけました。(ネトフリ側が仕組んだのではないようです)

 

↓↓↓

 

 

本編の内容の真偽さえ疑わしくなってしまいますが、とりあえず観ないことには批判もできないので観てみました。

 

 

2人のなれそめから、生い立ちなど、確かにあまりきちんと報道されなかった事実を語っているようだし、お付き合いは自由だから、そこは別にいいと思うんですよ。

 

 

メーガンは元々、女優をしながら海外への慈善活動やボランティアなどをしていて、王子とも興味や好みなどもマッチしたようです。

 

 

最初はイギリス国民からも、アメリカ人でしかも女優とあって「王室に新しい風を吹き込むのでは」という期待があり、歓迎されていたメーガンでしたが、やがて無遠慮に立ち入ってくるパパラッチの餌食になっていきます。

 

 

特に、最初はさほど目立たなかった黒人としてのステータスと、母親や父親の貧しい生い立ちを晒すなどして、だんだん彼女自身を貶めるような記事が出てきます。

 

 

が、王室の人たちは称えられることもあれば、批判に晒されることも常にあるものです。ダイアナさえ叩かれることはあったし、否定的な記事や憶測であることないこと、いろいろ書かれます。

 

 

今回は特に「ロイヤルロタ」と呼ばれる王室記者クラブがあり、そこに属する7社(高級紙の『タイムズ』『テレグラフ』から大衆紙の『ザ・サン』『デイリー・ミラー』まで)は何を書いてもロタから追放されることはなく、王室のプライバシーを暴くのが税金を払っている国民への義務という暗黙の了解があるという話が出てきて、そういう裏話は興味深かったです。(日本の皇室とメディアの在り方とは180度違う)

 

 

もちろん、中傷やゴシップ的な記事には傷つくでしょうが、王室の人たちはずっとそれに耐えてきて、いちいちコメントなどせずに流してきました。

 

 

メーガンは王位継承者と結婚するんだから、ただハリーが好きだから、一緒にいたいから、普通に幸せな家庭を築きたかったからでは済まないわけですよね。そこを覚悟しないと。

 

 

公務が忙しいのだって、国民に注目されたり批判されたり私的な生活がなくなるのだって、税金で賄ってもらっている王室の人たちの仕事の一環なんだから、仕方ないと思います。

 

 

まだ公開されたのが3話までで、今週の木曜日に残りの3話が配信されるようですが、いよいよ人種差別を受けたという被害者としての自分の立場を訴えていくのでしょう。

 

 

1話目はまだ恋する女性の話でどうってことはなかったけど、2話目で女王に謁見するにあたり、おおげさな挨拶の仕方を真似して中世のようだとちょっと小ばかにしてる感じとか、ウィリアム一家を迎えた時にハグを嫌がられたというような話をするのはどうかと思いました。

 

 

タブロイドやパパラッチの批判だけならいいけれど、王室の習慣や伝統を冷やかしたり批判するのは、王族のハリーならともかく、彼女は墓場まで持っていくべきでしょう。

 

 

3話目には、例のイギリスの奴隷貿易の話が出てきて、黒人作家や有名人による王室批判などもあり、後半にかけての伏線としているようでした。

 

 

確かにイギリスはアフリカ大陸からの奴隷貿易で莫大な利益を上げ、植民地を搾取してきましたが。。。

 

 

 

この先も、さらに王室の人たちや風習などの悪口が続くようなら次は観ないかも。。。

 

 

今年、エリザベス女王が亡くなったばかりなので、この王室を離れた人たちへの(ドキュメンタリーというよりただの)インタビューは、出さないか、出すにしてももっと何年も先に延期すべきだったように思います。

 

 

*敬称略