1998年、人気を博したアニメ 『カウボーイビバップ』 ですが、本日Netflixで実写版が公開されました。
日本のアニメをアメリカ人で実写化、というのは珍しいかもしれませんが、監督が日本のアニメファンで、この作品に惚れ込んで長年実写化を企画していたようです。
私は原作を知らなかったので、唯一観られた"dアニメ"での無料お試しを利用して全作観まくりました。
原作のアニメは、めっちゃカッコいい。
主人公の賞金稼ぎスパイクは、手足が長いしクールで面白い2枚目半(声優は山寺宏一さん)、同じく賞金稼ぎのフェイ・ヴァレンタインはスタイル抜群で曰くありの美女(声優は林原めぐみさん)。
声を聴いてるだけでもカッコいいし、設定もオンボロ宇宙船で火星を中心とした太陽系を飛行しながら悪党を捕まえて賞金を得るって話で、なかなかに面白いSFアクションになっていました。
実写化に当たってはキアヌ・リーブス主演の話があったらしいのですが、資金難で暗礁に乗り上げたとか…。これ、誰がやっても難しそう
で、今回出演者の写真が公開されただけでも、ファンの間からすでに「ガッカリ…」の声が。
まあ、どう考えてもあんなに手足の長い人間はいないし、同じような質のものを求めるのはムリというもの。スパイク役の韓国系アメリカ人、ジョン・チョー本人がすでになんと!49歳
ご本人も、年齢を気にしていたそうです。でも、監督が若い役者ではスパイクが精神的に抱えているものを演じられない、と熱いオファーを送ったそうで。まあ、49歳にしては若く見えるけど・・・。
別物と思って観ましょう!
これしかない。
私は観て、これはこれでアリだな、と思いました。結構原作へのリスペクトは感じるし、日本人のオリジナルスタッフも相当製作に関わっています。音楽も同じだし。
今回配信されたちゃんとした映像を観て、宇宙の映像などはきれいだと思います。特に宇宙や宇宙船がゲートをくぐるところなどは結構リアルで夢があります。
吹替版で山ちゃんの声を聴きながら、字幕も出して観たら、すごーく感情移入ができました。やっぱり吹替版は細かくて分かりやすいなぁ♪ (細かいから自分ではやりたくないけど)
Amazonプライムのように、字幕版と吹替版があるのかと思ったら、DVDのように同じ映像で切り替えるんですね。(吹替版が見つからないので後から出るのかと思ってた…)
しかし、それにしても、ラストの第10話・・・。
あまりに原作と違い過ぎて、笑っちゃうくらいビックリしました。
原作ファンに怒られるよ~~~ と思いながら観終わりましたが、あくまで
「別物」!ですから。
面白いものを見つけました!アニメと実写版のオープニングを比較してます。音楽はファンに人気の菅野よう子さんで全く同じです。