プロフィールにも書いたのですが、3年前の2017年からフェロー・アカデミーという翻訳学校に通い始めました。

 

 

最初は週1回の初級クラス。

 

 

何も知らない中で、一から映像翻訳のイロハを教わり、ひいこら言いながら、なんとか3年間通い続けました。

 

 

1年目は、高校の教員をしながらでしたが、初級・中級はさほど負担でもなく目新しさもあって楽しみながらできました照れ

 

 

2年目から、教員をやめ本格的に上級クラスでの修業が始まりました。

 

 

内容がだんだん難しくなり、時に挫折を味わりながらもひたすら続けてこられたのは、夢をかなえたい気持ちと、ともに夢に向かってがんばっていた仲間たちがいたからでした。

 

 

みんなプロを目指している人たちばかり。他の人の訳に刺激を受けたり、考えされられたりしたのはいい経験でした。

 

 

仲間の中には、すでにプロの翻訳者として仕事をされている方もいたし(ビジネスが多かったですが)、おととし末あたりからトライアルに受かってデビューをされる方もポツポツ出始めて、「いいなあ~」「いつか私もデビューができるのかなあ~」とうらやましかったり、不安になったり…ショボーン

 

 

そんな中、昨年の春、ついに私にも春がやってきましたラブ なんとかトライアルに合格し、プロデビュー。ホラー映画ばかり4本と、Netflixの番組を訳してきたのは、これまでのブログに記録してきたとおりです。

 

 

翻訳の授業は月に1回だけなのに、なぜか直前に仕事が入ることが多く、昨年後半はなかなか授業に出席することができませんでしたが、課題だけはどんなに忙しくてもなんとか提出することができました。

 

 

最初は10人くらいいたクラスメートも、みんな独り立ちして仕事が入るようになり、たまに行っても4~5人くらいになっていました。

 

 

そして、今日が最後の授業。

 

 

私も中国映画の案件を抱えている最中でしたが、最後だからみんな来るだろうと思ってなんとか行きました。それでも6人でしたが、久々に会えた人もいて行ってよかった。訳の上でいろんな気づきもあったし。

 

 

昨年からクラスで訳してきた映画作品は、昔の名作でしたが、本当に難しくて手応えありすぎで凹むことも多かったのですが、その分とても勉強になりました。

 

 

まだまだ自分の未熟さを思い知らされたし、これからもずっと自分が力不足だということを肝に銘じながら、きちんとした仕事をしていこうと思います。

 

 

所属する学校がなくなるって、なんだか自分の足元がふっと透明になる感じで、ちょっと不安でもあります。頼るよすががなくなるっていうか。

 

 

なんだか、これから初めて社会に出る卒業生の気分?

 

 

そっか。卒業なんだ。(今、気づいた…プンプン

 

 

おめでとう、私ビックリマークえーんクラッカー

 

 

飽きっぽい私がよく3年間続いたもんだ!これまでお世話になったみなさまに感謝、感謝ですラブラブ  

 

 

これからは本当の意味で独り立ち。翻訳は孤独な作業ではありますが、一緒に巣立った仲間がいるので、彼らの活躍も楽しみだし今後も励みにしながら頑張っていきたいと思いますビックリマーク

 

 

フェローの入り口に貼ってある映画のポスター。先生や修了生が翻訳担当した作品たち。これも毎回、励みになりました~照れ(来月から新校舎にお引越しだそうです)

 

 

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話題の“ジョーカー”は講師のアンゼ先生字幕担当ビックリマーク