Netflix、最近すごい映画を作ってるとは聞きましたが、もうコンテンツが多すぎて観る暇ないわ、といったん解約していました。

 

 

ところが、ここ最近ネトフリの番組を翻訳したこともあり、また契約しようかなぁ~と思っていた矢先、私の翻訳の師匠、田中武人先生が『6アンダーグラウンド』の字幕を担当されたと知り、急遽再契約して観ることに…。(明日久々の授業があることだしあせる

 

 

 

 

いや~、いきなり超ド派手!

 

 

私の好きなフィレンツェの街中でカーチェイス…しかも大勢の人をぶっ飛ばし、ウフィツィ美術館の中を壊しまくり、「やめてー!フィレンツェを壊さないで!!」と目を覆いたくなるような展開…ゲッソリ

 

 

スタントやCGだろうとは思うものの、あまりにハデに人にぶつかるので、ホントに死人が出たんじゃないだろうか、と本気で心配になりました滝汗

 

 

しかも、言うことをきかない弁護士の目玉をくりぬいたとか言って、その目玉をスマホの認証に使うあたり、まことにグロい!私が担当したホラーより怖いじゃないか~~いゲッソリ

 

 

 

 

 

私は普段あまりアクションものを観ないのでマイケル・ベイ監督も知りませんでしたが、「ド派手な爆破シーンとセクシーなお姉さん」が売り物だそうで、最初から最後までホントにすごかった!かといって、シリアスなわけでもなく、ところどころ吹き出したくなるようなセリフも多く、アクション・コメディーか?って感じでした。

 

 

彼らは6人チームで、全員が死んだことにして素性も伏せて数字で呼び合うのですが、ライアン・レイノルズ 演じるチームリーダーの「1(ワン)」は、"ネオなんとかマイクロ・マグネット”(名前と仕組みがよく分からない)の開発に成功し、携帯電話のバイブ機能やテスラのプレ・アシストシステムの発明に使われ、大金持ちに。

 

 

チームを率いて悪人退治をするのだけど、その奥の手が巨大マグネット。そのくせ、それがうまくいった時は誰よりも驚きます。

 

 

"Holy shit! I mean I wasn't sure it would work."(すげえな。うまくいくとは思わなかった)

 

"This is all so fucking dangerous."(これ、めっちゃ危険じゃん)

 

↑(これは私の訳)

 

 

字幕は「すごい!こんなに威力があるとは思わなかった」「とても危険な道具だ」と品良くまとまっていました。

 

 

まあ、とにかく自分で威力がよく分かっていなかったと。それに、メンバーがひとり笑気ガスにやられておかしくなったり。笑っちゃいました。

 

 

しかし、お恥ずかしいことに、わたくし電車の中で宣伝した映像を遠目で観て、すっかり『ラ・ラ・ランド』の ライアン・ゴズリング だとばかり思い込んでいて、こんなアクションをやるんだ~と感心していました。そっくりだけどライアン違いてへぺろ 

 

 

そしてこの映画、最後まで「おぉー」と目を覆いたくなる展開が続きつつ、軽快なテンポで楽しませてもらいました。

 

 

字幕の方も、短めでテンポよく読みやすく、しっかりお勉強させていただきましたビックリマーク

「さっすが先生!」おねがい

 

 

これ、最初に始末したい人間が9人いる、と言って今回ターゲットが1人だけだったので、絶対シリーズになりそうです。すごい予算を使っていそうなので、これ9本作れたらすごいことだと思いますが。売れてるんだな、ネトフリ…。