9月18日火曜日、晴れ。

MRSアカデミー部門、35回目のセッションです。

本日は、
西條 友也 トレーナー
熊谷 良 副部門長(コーディネーター)
菱山 卓 コーディネーター
がご指導くださいます。

スクール部門からは、
新野 晃朗 主任(スクール部門・低学年クラス)
がサポートに入ります。

不安定なお天気が続く外苑前ですが、何とかプログラム中は
降らないでね、と祈りつつ本日のプログラム開始です。

私が到着すると既に中学生のHくんとYくんがアップ中、
「用具出しておいたよ」と溢れんばかりの笑顔で迎えてくれました。
本当にラグビーが好きなようです。どうもありがとう!

そんな二人を見て、熱い熊谷コーディネーターが立ち上がり、
練習前にパスの個人レッスンです。
簡単なパス練習から始まり、気付けば本格的な練習になっていました。

 

開始前ですが、
「体が開いてる!」
「もっと速く!」
と熊谷コーディネーターの声が響きます。

さて、定刻です。西條トレーナーのアジリティー・トレーニングプログラム開始です。

まず始めは本日の流れの説明から。
今日の課題も先週に引き続き
「自分の身体を知ろう」との事。
腹筋、背筋の基本的なトレーニングを行うそうです。

二人一組になって早足鬼ごっこで身体を温めます。
ラグビーボールでタッチされるとチェンジです。

続いてみんなで輪になり柔軟。
コーディネーター陣も一緒に身体をほぐします。

 

今度は先程の鬼ごっこを全力でこなし、更に柔軟、
バランストレーニングです。

 

腕立て伏せ、腹筋など、基本ですが、基本だからこそみんな
知っているようで知らない正しいフォーム。
西條トレーナーが直接修正して下さったり、生徒さん同士で
修正し合い、正しいフォームを身体に覚え込ませます。

早い段階で正しいフォームを覚え、継続していければ
将来、素晴らしい宝となることでしょう。

続いて前回に引き続き登り棒のプログラムです。
あまり得意ではない中学生の生徒さんのやる気を引き出すべく、
立ち上がってくださった熊谷コーディネーター、菱山コーディネーター、
さすがの頂上到達です。

 

生徒さんも負けじと張り切っておりました。
やる気を引き出す術もさすがです。

また、今日はランニングフォームのチェックもありました。
一人一人のフォームを西條さんが細かくチェックし、
その場でご指摘下さいます。

こちらも、早い段階で正しい型を身に付けることができると
宝物ですね。

短い休憩を挟み、熊谷コーディネーター、菱山コーディネーターによる
スキルアップ・プログラムの開始です。
全員集合し、本日のプログラム説明。

 

どうやら本日はパスが中心のようです。
「声を出す」
「チーム意識を持つ」
事を念頭に、と熊谷コーディネーター。

最初のプログラムはお馴染み、連続パスです。
パスを10本、ミス無しで続けます。
簡単なようですが、どこかのチームがミスをすると連帯責任に
なります。仲間意識と集中力が求められます。

 

このプログラム中に
「みんながチームだぞ!」
「味方のパスは何が何でも捕るんだ!」
と叫んでいた熊谷コーディネーターの言葉が印象的でした。

MRSの活動方針、
(1)ラグビーを楽しむ。
(2)どんな時もきまりを守る。
(3)みんなの為に頑張る。
(4)最後まであきらめない。
に繋がる言葉です。

また、ラグビーの精神
One for All , All for One
にも繋がります。
ラグビー、一人では決してプレイできません。

続いて中抜きパスです。

 

中学生は菱山コーディネーターのご指導です。
「上手いよ」
と言う声が聞こえます。

 

小学生は熊谷コーディネーターのご指導です。
こちらからも
「ナイス!今のいいね!」
と言う声が聞こえて参りました。

確実にレベルアップしている様子です。

続いて2VS1VS1のプログラムです。

 

パスが通らず、ボールを落としてしまったとき、
そこで諦めてしまう姿が何度かありました。
まだまだプレーは続きます。最後まで諦めないで!

締めくくりはゲーム形式でした。
ここでも中学生、いい形になる場面がありました。

最後に、毎日一人でもパス練習をすること、と宿題が出ました。

早いものでアカデミーのプログラムも半分を終えました。
スキルアップはもちろんですが、仲間意識も芽生えてきたようです。
残りの半分はそんな事にも目を向け、更に前進していきましょう。

そしてもちろん、忘れ物はしないこと。
自己管理もしっかりね!