http://www.47news.jp/CN/200906/CN2009061201000065.html
麻生太郎首相が2020年までの日本の温室効果ガス排出削減の中期目 標を「05年比15%減(1990年比8%減)」とする方針を発表したことを受け、欧州連合(EU)のディマス欧州委員(環境担当)は11日、日本の記者 団と会見し「歓迎するが、さらなる努力を望む」と批判的な見解を示した。
京都議定書の次の国際的枠組みを今年の年末に行われるCOP15で決定することと定められているため、すでに熾烈な外交戦争が始まっている。麻生さんの発表した温室効果ガス削減目標に対してEUが否定的な見解を発表した。
その内容は日本が2005年基準で温室効果ガス削減目標を設定していることに対するもので、EUは以前より1990年基準で行うべきだという主張をしてきたんだけど、今回もその主張が変わらないことを示している。
EUが1990年基準を設定したい訳は、当時のヨーロッパが石炭依存から完全に抜けきっておらず、また当時は共産圏だったEUの国もかなり多くの二酸化炭素を発生していたため1990年基準を採用すると、温室効果ガス削減目標はかなり甘く見積もることができるし、また現在は共産圏からEU連合に入った国々は工業生産をほとんどストップしている状態のため、実質上EUの中の工業国であるドイツ、フランス、イギリスが使える排出権は相当多くなるからだと思う。
それに対して日本は1990年の時点で石油へのエネルギー転換は完了しており、過去の資源危機の影響ですでに省エネはどの産業でも進んでいたので、EUと違って1990年基準にすると相当厳しい目標値となってくる。
今回麻生さんが中期目標を2005年基準にしたのも、そうした不公平状態から抜け出す為の外交作戦の一つなんだろう。そのため早速EUが噛みついてきていると俺は思う。
日本では欧米諸国が温暖化問題を持ち出す前から省エネ意識は身についている。ある時突然思いついた様に二酸化炭素なんかを持ち出して、その論議に日本が強制的に載せられているというのが実情だと思う。
もちろん環境問題が大事なことは疑いの余地はないので、日本も出来るだけ二酸化炭素を削減する努力はすべきだ。しかし他国のいいなりになってはいけないと思う。日本自身がポスト京都の枠組みの主導権を握っていかなければいけないと思うので、政治家の皆さんには賢い外交努力をしてもらいたいです。
麻生太郎首相が2020年までの日本の温室効果ガス排出削減の中期目 標を「05年比15%減(1990年比8%減)」とする方針を発表したことを受け、欧州連合(EU)のディマス欧州委員(環境担当)は11日、日本の記者 団と会見し「歓迎するが、さらなる努力を望む」と批判的な見解を示した。
京都議定書の次の国際的枠組みを今年の年末に行われるCOP15で決定することと定められているため、すでに熾烈な外交戦争が始まっている。麻生さんの発表した温室効果ガス削減目標に対してEUが否定的な見解を発表した。
その内容は日本が2005年基準で温室効果ガス削減目標を設定していることに対するもので、EUは以前より1990年基準で行うべきだという主張をしてきたんだけど、今回もその主張が変わらないことを示している。
EUが1990年基準を設定したい訳は、当時のヨーロッパが石炭依存から完全に抜けきっておらず、また当時は共産圏だったEUの国もかなり多くの二酸化炭素を発生していたため1990年基準を採用すると、温室効果ガス削減目標はかなり甘く見積もることができるし、また現在は共産圏からEU連合に入った国々は工業生産をほとんどストップしている状態のため、実質上EUの中の工業国であるドイツ、フランス、イギリスが使える排出権は相当多くなるからだと思う。
それに対して日本は1990年の時点で石油へのエネルギー転換は完了しており、過去の資源危機の影響ですでに省エネはどの産業でも進んでいたので、EUと違って1990年基準にすると相当厳しい目標値となってくる。
今回麻生さんが中期目標を2005年基準にしたのも、そうした不公平状態から抜け出す為の外交作戦の一つなんだろう。そのため早速EUが噛みついてきていると俺は思う。
日本では欧米諸国が温暖化問題を持ち出す前から省エネ意識は身についている。ある時突然思いついた様に二酸化炭素なんかを持ち出して、その論議に日本が強制的に載せられているというのが実情だと思う。
もちろん環境問題が大事なことは疑いの余地はないので、日本も出来るだけ二酸化炭素を削減する努力はすべきだ。しかし他国のいいなりになってはいけないと思う。日本自身がポスト京都の枠組みの主導権を握っていかなければいけないと思うので、政治家の皆さんには賢い外交努力をしてもらいたいです。