王家の紋章 | 観劇&SHINee

観劇&SHINee

贔屓の俳優を有し観劇を趣味とし、SHINeeにハマったただの一般人

@帝国劇場


※ただの日記


私の王家初観劇は8月4日のプレ2日目(宮平ペア)だった。
王家は浦井さんの帝劇初単独主演、初演、少女マンガの金字塔の初舞台化、など煽りがたくさんあった。期待を胸に少しの不安をポケットに私は帝劇へ足を運んだ。

幕に青いライト、両側にヒエログリフの柱、はじめましてのBGM、あぁずっと待っていた王家が始まるんだ!と嬉しく思いながら席に座った。

そして、始まった。
首飾りのようなものが降りてきてそれが上にあがるとメンフィスが一人佇み意味深にニヤリとした表情、空を掴む仕草をし振り返り去っていく。


正直に真っ直ぐに言うとその後の3時間15分は苦痛とも表現できる気持ちだった。
幕が開いて最初に思ったのは、セットがほぼないぞ、平らだな、空間がたくさんあるぞ(不安)
私は何もない空間があるのは苦手なんだ。。。これは嫌な予感がする。。。

その後も全然ついていけなかった。全てにおいて、おいてかれた。
骨ポキでは客席からうっすら笑いもおきた、私は天井を見上げた。お手上げ状態だった。もう無理だ。
たくさんチケット取ったけど手放そう
そう思いながら観ていた。

40年前の連載開始当時はまだ古代エジプトは奴隷制度が主流な認識だった。分かってはいるけど、2016年の私にはギャップがあった。

少女マンガ展開の「私をめぐって争わないで!」に背中がぞわっとした。
などなど他にもいっぱい。

.........そんな感じで、泣きそうだった。
受け入れられない自分が悲しかった。


ここまでかなりぶっちゃけてしまったが、このブログを書いている千穐楽後は真逆な感想を抱いているを先に言っておく。


2回目の観劇は7日だった。
この日は浦井さんBDイベが終演後に控えていた。
まず、お昼にお友だちに全く受け入れられなかったことを喋りまくった
(その節は大変お世話になりました)

おかげで大分すっきりした気持ちになれた。人に話すって大事。
2回目は吐き出したこともあってかフラットな気持ちで観れた。
イベントでは浦井さんの意気込み、メンフィスの気持ちの流れが聞けた。

ああ、なんだか大丈夫な気がする。
雲間から一筋の光が差したようだった。

次の観劇が楽しみになった。


3回目(9日)
初めての聖子さんキャロル回。
歌が抜群にうまい。
そして、歌に感情がこもっていて分かりやすい。腕ポキの流れも分かりやすい。
(メンフィスに掴まれてる時に曲げられてるような腕の角度、折れたときの悲鳴)
さすが王族(王家の紋章ファンの名称)の聖子さん。
私も気持ちがのってきた。

無理矢理感のある展開も慣れてきたし、萌えポイントも分かってきた。


4回目(12日)
座席がB列10番台。つまり、出っ張りの目の前!!!FC先行さまさまな座席。
この日はメンフィスさまをガン見。
遠目や写真で観るより遥かに格好いいメンフィス王。
ビジュアルがそんなにハマっていなかった筈なのに、登場からニヤニヤがとまらない。
見下した目線、攻撃的な目線、最高だ!!!

ということで、当初のもやもやはいつの間にかスッキリ、晴天なりや。


アイシスとイムホテップの2人のやりとりの間が良くなった。
アイシスめぐさんが涙をすすりながら、それでも応える時はキリッと威厳がありました。素晴らしい。
そもそも、王家の紋章のなかで一番拍手が大きいのがアイシスのソロ曲です。プレからずっと。
(楽のあいさつでアイシスと気持ちがリンクしてとても苦しかったという、はまめぐさんのお話があった。)

メンフィスさまに一番を送りたいけれど、めぐさんの歌声が王を凌駕していた。


5回目(17日)
本来チケットを取った日が行けなくなって譲渡を探して行った。
それぐらい王家を楽しみにしている自分。
なんたって、この日は聖子さん(重要)
座席は1階センター後列。
センターから見る景色は他の座席とは違うものを見せてくれた。

メンフィスの歩き方のかっこよさ。
舞台美術(柱や空間)の関係性。


6回目(22日昼)
聖子さん、平方さん
最高だった。まじで最高の回だった。
全部がかちっとハマっていた。
ツッコミどころ満載の展開も歌や演技の力でごり押しされた。←

アイシス様はソロで立っていられなくりしゃがみこんで歌ってた。
キャロルの悲しみ、決意、伝わってきた!
メンフィスの愛、決意、王としての品位、伝わってきた!
イズミルの憎しみ、悲しみ、恋心、伝わってきた!

終演後は気を抜くと泣いてしまいそうだった。はじめての経験だった。
今思うと幸福感からの涙だったと思う。


7回目(22日夜)
宮澤さん、宮野さん
マモミル、当初のライブ感も抑えめにしっかりストーリーに溶け込みはじめていた。

イムホテップが戻ってきて色んな国の人たち連れてきた時のキャロルの動きとか可愛くてつい意識がそちらにいってしまう。
キャロル可愛いぞ。


8回目(27日千穐楽)
土曜日は普段仕事なのに、なぜか休みになっていた!わたしの熱い思いが届いたのか。

楽にはやっぱりパワーがある。
皆さんいつもより気合いはいっていた。

終演後はやっぱり泣きそうだった。いや、泣いた。高揚感と幸福感に浸った。


メンフィスのソロ「翼がぁー」のロングトーンが長くて、終わった後は拍手が止まない。センターで浦井さんがじっと立って拍手を浴びていた。
ファン歴短い私だけれど胸熱。

キャロえちゃんはエジプト兵が殺される辺りから号泣。それでもしっかり最後までキャロルを見事に演じきっていた。

ゲンミルの「そなたを愛おしいと思うから」の囁きボイスが真に迫る切なさがあった。
わたしはメンフィス派だけどこの瞬間はイズミルを応援したくなった。


イムホテップの包み込む優しさは初日からずっと変わらず暖かかった。

ライアン兄さん(彼方さん)「健治へ」最高でした。浦井さん主演だからとオファーを受けたとのお話胸熱です。
来春にはキャロルが戻ってきますように。

ウナス、初舞台とは思えない演技歌声の木暮さん。メルマガ登録したよ。スカピンも楽しみだよ。
ウナスとてもいい感じだった。公演途中からウナスの歌唱が増えて驚いた。

ルカ、全体で歌うとき歌声紛れちゃうけど、全体的にかっこよくてイズミル命が伝わってきた。

セチ、意外と活躍の場が多いし、母親との関係も泣かせてきた。キャスト変更によりセチに抜擢されたひろむさん大変だったと思うけど素敵なセチになっていた。



1ヶ月公演をこまめに観劇すると日々の変化、作品の変化が顕著でとても面白い体験だった。
舞台の醍醐味だな、と。


再演楽しみに待ってます。