お泊まり恋愛詩 -9ページ目

お泊まり恋愛詩

恋愛詩を集めたブログです。彼氏視点です。

かなりえっちな内容のものも少なくないですが、年齢制限せずにすむよう、端正で遠回しな表現に収めています。また、旧作に手を加えている作品が多いので、現在進行形のものはほとんどありません。更新休止中です。


夏にうってつけのレシピ


揚げ物の後片付けの覚悟があれば

ミョウガの天ぷらと大葉の天ぷらが欲しいけれど

それはたいていの場合

省略


まずはそばを茹で始めよう

「流水麺」でもいいんだけれど

ドレッシングはそれからだ


さわやかそばのドレッシング


レモン汁、醤油、チンしたみりん、各大さじ1

小鍋でかつお節から取った濃いめのだし汁、大さじ2

サイの目に刻んだトマト、半個分

レタスの千切り、気持ち程度

氷を1個投げ込んで、味見をしながら水で薄める

自分の好みは大さじ1くらい

ゆでたてそばをよく冷水で洗ってガラス皿に盛り

一気につゆをかける

薬味は大葉の千切りを散らして


つけあわせのさわやかキス


利き手でないほうの手を君の腰に

利き手は好き放題に胸で遊ぶ

まつげの根元を舌先でなぞる

髪の生え際をくちびるでゆっくり尺取りでたどる

鼻のあたまを舌でつつくと、君は少し笑うだろう

上唇を噛み

下唇を噛み

上唇を噛み

下唇を噛み

唇をねじれの角度に合わせて

舌を差し込む

時間をかけすぎるとさわやかじゃないので

ここからは大急ぎだ

舌の輪郭同士をなぞりあって舌は帰る


その頃には

さわやかそばがちょうど良くなじんでいる

夏はこれだよね なんて言っておこう

そして さわやかに食事をしよう

役立つ本には見えません。むしろお勉強の本に見えますが、なかなかどうして1冊で3度美味しい本。


お尻とその穴の文化史
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題材の選択は、やばいくらいに意欲的なシリーズなのですが


売る気が微妙に足りない本


のような気がします。

帯にはまるでお勉強の本のようなことが書いてあります。「肉体の最も秘められた部位の医学的・文化的・快楽的意味を歴史的に探る、世界で初めての文化史」ですって。何か大学のセクソロジー系の講義で課題の


小論文のために図書館で借りるタイプ


の本に見えますが、これが、お笑いもお役立ちも詰め込んだ、いかす本なのです。



前半は、まじめな社会史でちょっと堅めに突っ走るのですが、中盤は斜め上に方向転換したまじめさに、だんだん笑えてきます。


「アヌスは、常に関心と好奇心の的だった」(p.104)


おい、という感じですね。第Ⅳ部「芸術とアヌス」はずっとこの調子。全ページ「ツッコミ待ち」の勢いです。



そして、第Ⅵ部「すこやかならざるアヌス」は、


超局所的・家庭の医学


になっています。章立て的には全6部のひとつに過ぎませんが、ページ数の分量は


全体の40%を占め、

「実はこれが書きたかった」


とさえ思えてくる配分になっています。異物感・かゆみなどの症状から治療法のバリエーションまで、決して辞書的ではなく、やさしく読ませて分からせる「家庭の医学」になっています。



皆さんの寝室に、ぜひ1冊。