【スポーツアナライター見習いのジュビロ日記】

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スポーツアナリスト育成講座を経て、
スポーツアナライターという新ジャンルを産み出すために試行錯誤しながら、
黄金時代に魅了されたジュビロ磐田を独断と愛情を持って見守るブログです。

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第1節 vs川崎 ●0-3 @エコパ 

 

2018年J1開幕戦、昨シーズン王者をホームに迎えての一戦。

 

昨シーズン6位と躍進したイメージのまま、

ワクワクドキドキで開幕を待っていた磐田サポーターにとっては、

かなり厳しい結果でしたね。。

 

何よりも年間最少失点を記録した守備陣が3失点が堪えました。

 

「1失点目は確かに虚をつかれた感じはありましたけど、(中略)問題は2点目で。

(中略)シンプルにやらなくてはならない時間帯、エリアでした。」

 

試合後のボスのコメントですが、おっしゃる通りでした。

 

内容としては正直スコアほどのものはなくて、

“勝負勘の冴え”、この差によって大差がついたのかなと。

 

名波監督も上記のコメントの後に

 

「ここが公式戦をやっているか、やっていないかの差。

彼らは4試合目で、我々はまだ1試合目というところが、ゲームのポイントだった。」

 

一見すると単なる言い訳とも取られかねないとこではありますが、

いわゆる『ゲーム感』という細かなフィーリングの部分で、

磐田はまだ『“公式の”ゲーム感』が仕上がってなかったのかなと。

 

逆に川崎はゼロックス、ACLの2連戦、3連敗と結果は出ていないものの、

だからこそ本番で浮き彫りになった課題を修正出来ていましたし、

結果を左右する“勝負勘の冴え”も叩き起こされていたように思います。

 

やや磐田ペースになりかけた中で、一瞬の隙を突いて決められた先制点。

 

その一撃に浮き足立った状況を見逃さず畳み掛け、

短い時間で生み出した決定機を確実に決めてくるあたり、

“勝負勘の冴え”が仕上がった、昨季終盤の川崎を観ているようでした。

 

正直もう流石というしかなかった。

 

 

 

名波ジュビロは“崩壊”してしまったのか

 

結果だけで振り返れば3失点は“崩壊”でしょう。

ただ前述の通り、内容は悪くなかったと思います。

むしろ今後に向けてポジティブな要因もあったかと思います。

  

 

上記はハーフタイムとフルタイムでのスタッツですが、

注目したいのは『磐田の後半のパス数』です。

 

前半の45分では201本、川崎のパス数に比べると6割にも満たない数字でした。

が、後半45分では323本を記録、前半の1.5倍です。

 

川崎のパス数との対比でも8割を超え、

解説の水沼さんも思わず「パス数ですよ、パス数」と唸るほどでした。

 

磐田は3失点を喫して折り返した後半からシステムを変更。

 

3バックの一角である森下俊を下げて松本昌也を投入。

両サイドのWB、櫻内渚とギレルメをSBに下げ、高橋祥平、大井健太郎をCBに据え、

今季から本格化させると公言する4バックに変更しました。

 

ポイントになったのはボランチから右サイドにポジションを上げた山田大記

 

前半はやや消えてしまっていたものの、

2列目の受け手として機能することで少しずつ存在感を示しはじめます。

 

その山田大記の存在感を増したのが、後半15分に投入された新戦力の田口泰士でした。

 

田口がボランチに入ると、一層パスの回りが良くなり、

今季の磐田が目指す『休まない・休ませない』というテーマに沿ったカタチで、

いくつかチャンスを作り出せていました。

 

田口、ムサエフ、あるいはムサエフと交代で入った上原力也のボランチが、

中村俊輔と絡みながら中盤で流動的にボールを回すカタチは去年にはなかったものでした。

アタッキングサードでのアイデアや精度の部分でまだまだ擦り合わせが必要なものの、

『自分たちが目指すサッカーは何か』というビジョンの共有は出来ているなと。

 

特に田口の投入によって存在感を増した山田は、

今後の磐田のサッカーにおいてかなりポイントになる存在な気がします。

中盤での組み立てにも絡みながら、

2列目から前線のスペースに飛び込む動きは、まさに『休まない・休ませない』でした。

 

テンポ良くボールを繋いで、素早くアタッキングサードに侵入する。

 

ボールを繋ぐ目的はあくまで主導権を握ること、ゴールを奪うこと。

そして相手を休ませないこと。

 

結果は0-3と惨敗ではあったものの、

『何がしたいかわからない』といった組織的な“崩壊”ではなかったことが、

せめてもの救いだったかな。

 

次節は強力助っ人×風間マジックで輝く若手たちが躍動する名古屋。

 

なかなか厳しい闘いになるかもだけども、

TOP5のためには昇格組に遅れを取るわけにはいかないので頑張って欲しいです。

 

 

 

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