お正月という事で、特別変! | 下僕長の何か

お正月という事で、特別変!

どうも、お早う御座います、こんにちわ、こんばんわ、お早う御座います。


どうも、相変わらず寝不足とかに苛まれる下僕長です。


つぅか思ったんだ…。こんな事してねぇで寝ろよ!


眠ぃよ!!もう早朝の7時回るよ!!


頭痛いぉ…orz


中途半端に酒飲んだから…眠気もこない(´・ω・`)


酔うまで飲まないと逆に目が覚めてしまう特異体質(?)です。


はい、ぺたとかはまだしてないんですが…皆さんのブログ一通り回らせて頂きました。


早朝なんで、コメとかはしてませんが…(テンションとかやばいので可笑しなコメしちゃいそうなんで自重)


えーまぁ…考える事は結構一緒ですねw


時事ネタに因んだ特別編とか皆やってますね。


もう何番煎じか知らない!!


知りたくも無い!!!!!


という訳で…バイト前とか寝る前にちょくちょく進めてた、正月特別変が…。


今しがた完成しました!!


えぇ、なんつぅかね。寝ないでやった所為か、後半の流れが何時も以上にぐだぐだな気がします。


まぁ、馬鹿でその手の事には常習犯ですから!


構わん、行こう!!




おっと…その前に注意書き。


二次ネタ及び、三次ネタ、むしろ東方嫌いって方は読まない事を勧める。

あと著作権がどーとかってのも読まないであげて。


それでも読んでやってもいいぜ?って方はどうぞ…。

最後にこれ重要。


今回凄ぇ長い。

多分途中で飽きる。

俺自身飽きた。

まぁ…それでもよかったら読んであげてください。










~番外編~☆お正月企画☆


最初に言っておく!
この話は、この話オンリーのストーリーだ!!
≪(脳内)妹様日記≫や≪Neetがログインしました≫シリーズとは


一切時間並行はしていない!!!!!!


本当にただの外伝として読んでくださると嬉しいです。
ただの読みきりですので、ご容赦ください。

故に長い!!

飽きたら途中で戻るボタンでもどうぞ。

設定は12/31の日付変更直前の話です。








夜の帳が下りて、静けさを迎える人里。
その人里から少し離れた位置に、異様な存在感を放つ一つの建物が存在する。
この幻想郷では知る人ぞ知る、紅魔館だ。
昼間の人里はいつになく人の往来が盛んで、催し物や出店が多い。
成人を迎えた人間達は昼間から酒を酌み交わす等していた。
親戚の挨拶回りや、神社へと赴く者達。
そう…。
幻想郷も今、正月を迎えたのだ。


話を戻そう。
夜の帳が下りて、薄暗くなると人間達は各々自分の家へと帰って行く。
そしてまた家族や親戚達だけで飲み明かすのだ。
紅魔館もまた然り。
昼間は全く人や妖の往来はないのだ、一度夜を迎える頃になると…。
それらは一同に集まる。
酒を飲みに来る者。
食事にありつこうとする者。
何より…騒ぐのが好きな者。
妖怪、人間、宇宙人、神と…集まる者は様々だ。


しかし、紅魔館では毎年この様な事をしている訳ではない。
そもそも、事の発端は博麗神社の巫女とそこに居付いている鬼である。




昼の子の頃…


「………ちょっとぉ!」
「ん~?」
「世はお正月なのよ?何で誰も参拝に来ないの!?」
「知らないよ~」


参拝客が来ない事に憤りを隠せずに八つ当たりする紅白の巫女ならぬ、博麗の巫女こと霊夢。

そして何時もの事ながら飲んだ暮れの鬼、萃香。


「敬う心が全く無いわね!」
「敬うべき物がこの神社にあるの~?」
「あんたも飲んでばかりいないで、客引きとかしたらどうなの?」
「え~~~面倒~~~~~」
「あんたって鬼はぁぁぁぁあっ!!!」


などと悶着してる時に現れるのが犠牲者。


「…あら?あんたは紅魔館の」
「どうも」


深々と腰を折って挨拶をする狐面の男。


「なぁに?冷やかしにでも来たの?」


あからさまに投げ槍かつ、嫌味な態度を取る霊夢。


「滅相も御座いません。参拝に来ただけで御座います」
「あんた一人で?」
「えぇ、左様で」
「どうせなら、他のも連れて来てくれればいいのに」
「お誘いはしたのですが…何分、日中の上にあまり外に出られたくない御様子でしたので」
「あ、そ…」




「では、そちらのお守りとその小物を頂けますか?」
「毎度~~~」
「破魔矢は買ってくれないの?」
「えぇ、申し訳ありません。御嬢様方が嫌がりますので」


苦笑する狐面の男。


「はい、これね」
「有難う御座います。それでは…」
「あー…、ちょっと待ちなさいよ」
「何か?」
「あんたんとこ、どうせ暇で外にも出ないんでしょ?」
「えぇ…暇かどうかは存じませんが、外に出る予定はありませんね」
「だったら今夜あんたんとこ行くわ」
「それはまた…唐突ですね」
「いいじゃない、どうせ館の中に居ても何もしてないんでしょ?」
「そうですね……しかし私の一存では決められませんので、一度御嬢様方に確認を取ってみないと…」
「ふーん…なら仕方ないわね。待ってるからさっさと確認してきて頂戴」
「畏まりました。それではこちらをお持ちになってください」


スーツのポケットから一枚の符を取り出し、霊夢に渡す狐面。


「符?それなら私だって持ってるわよ?」
「いえ、こちらの符は…どれだけ離れていようと、相手と会話が出来る様になっております」
「あ~、前に私が地下に行った時に陰陽玉に細工されたのと同じやつね?」
「はい。確認が取れ次第私からご連絡を致しますので」
「はいはい。まぁ、どうせあいつの事だから直ぐに了承するでしょうね」
「少しくらいのお酒ならこっちでも用意するわ」


酒という単語を耳にした途端に、飲んだ暮れの鬼が覚醒する。


「何!!酒が飲めるのか!!?」
「えぇ、ご用意させて頂きます」
「よし!今すぐ行こう霊夢!!!」
「待ちなさいって、あっちから連絡が来てからよ」
「えぇ~!!?」


落胆する飲んだ暮れ。


(それにしてもこの男便利ねぇ~…うちにも欲しいくらいだわ)
「それでは私は失礼致します」


そう告げて飛び去る狐面。
男が去った後、蔵をがさ入れに向かった霊夢達。
その直後…雑木林の木陰から現れる影が一つ。


「ふふふ…聞きましたよ。我々に内緒で宴会ですか………?」


その影は呟くと、不適な笑みを浮かべて空高く舞い上がる。


「ふ、ふふふふふ!私達に黙って宴会をしようなどと…!後悔させてあげますよ!!」


そして影は高笑いを上げながら遠く彼方へと物凄い速さで飛び去っていった。




紅魔館に着くと、早速レミリアに報告する狐面の男。


「いいわよ」
「宜しいのですね?」
「二度も言わないわ」
「畏まりました。直ぐに用意致します」
「結構来るわよ?」
「承知しております」


一礼し男はレミリアの部屋を後にする。
男はその足で門前へと向かう。


「美鈴様…美鈴様」
「…ほへ?下僕長さん?」
「寝て…おられましたか?」
「い、いえ!寝ていません!!」
「そうですか…。これからお客様が多く見えますので、そのお手伝いをして頂きたいのです」
「客、ですか?今日は何も予定はなかったのでは?」
「急遽決定いたしました」
「はぁ…それで、私は何をすれば?」
「恐らくお客様の中にはお荷物を多く抱えられて来る方も居ると思うので、そちらをお持ち頂けないでしょうか」
「わかりました♪」
「助かります。妖精メイド達にも私から声をかけておきますので、お願いします」


そして一礼をし、その足で今度はメイド長の元へと向かう。

(この時間だと…自室で休まれているな)

部屋の前到着し、足を止める。
そしてノックを3回。


「失礼致します、下僕長です。入っても宜しいでしょうか?」

「どうぞ」


扉を開けまた一礼。


「これより宴会の準備を致しますので、そのご報告に参りました」
「御嬢様には?」
「既に許可を頂いています」
「私に出来る事はあるかしら?」
「そうですね…では、料理の準備をお願いします」
「それだけでいいの?」
「はい。後は私と妖精メイドで事足りますので」


失礼しますと告げ、下僕長は入室した時と同様に一礼し部屋を後にする。


「………なんだか彼が来てからすっかり仕事が減ったわね」


嬉しい様な、寂しい様なそんな言葉をもらす咲夜だった。




咲夜の部屋を後にした下僕長は次の場所へと向かう。
地下にある大図書館だ。


「あら、下僕長さん」


軽く会釈を返す下僕長。


「パチュリー様はどちらに?」
「奥で本を探していますよ」
「そうですか。今度は何の本を?」
「えぇ、なんでも3Rという本をお探しみたいです」
「3…R?」
「確か、リデュース・リユース・リサイクルとか…」
「あぁ、成る程」


小悪魔に事の内容を伝え、会釈をして別れた後図書館の奥へと進む。
奥の棚から7番目、入り口の棚からだと182番目。
更に入り口から右手に16番目の所に居るらしい。


「パチュリー様」
「あら、何か用?」
「えぇ、実は。これから上の方が騒がしくなりますが、パチュリー様も参加されてはいかがでしょう?」


悩む知識まみれの日陰の少女。


「そうねぇ…。気が向いたら行くわ」
「畏まりました」


下僕長の去り際、パチュリーが声をかける。


「ちょっと待って」
「はい?」
「あなたが元居た世界では3Rはどんな効果をもたらした?」
「そう…ですね。温暖化がほんの少しですが緩み、再利用する事により物品の消費量が減りましたね」
「そう、有難う…。知っておくだけの価値はありそうね」
「お役に立てたのなら光栄です」


パチュリーは返事の代わりに後ろを向いたまま、手をひらひらとさせた。
下僕長は彼女が自分を見ていないという事を知っていながらも、しっかりと一礼をしてから去った。




玄関ホールへと到着すると、下僕長は妖精メイド達を招集する。


「それでは点呼」
「1!2!3!………24!」
(24か…まぁ、多すぎるくらいか)
「では各々仕事を始めて下さい。紅魔館メイドの名に恥じぬように!」
「「「はぁ~い!」」」


蜘蛛の子を散らすかの様にバラけて仕事を始める妖精メイド達。


「さて…まずは掃除からでしょうか。飾りつけは彼女達に任せましょう」




彼女らが懸命に準備をする中暗躍する影が居た。


「皆さ~ん!今夜紅魔館主催の宴会がありますよ~!!」


他の妖怪や人間達にいいふらしまくる影。
そしてその影に並走するもう一つの影が現れる。


「よぉ!何やってんだ?」
「あやややや、これはこれは!今夜紅魔館で宴会があるのですが…」
「ほー、宴会とな?」
「それが、私達には内緒でやるつもりだったんですよ!」
「あいつらがぁ?そもそもあいつらそういう事自分達ではしないだろ?」
「博麗の巫女の入れ知恵です!」
「あ~~~あいつか」
「そんな訳で、他の皆さんも呼んで押しかけようと思っているんです」
「成る程、そりゃ面白そうだな!よし、私も手伝ってやる!!」


悪乗りするもう一つの影。


「それじゃぁあちらの方々にも伝えて頂けますか?」
「任せろ!」


そうして散り散りになる二つの影。


「宴会なのか~」
「宴会でもあたいが最強ね!」


「妹紅、紅魔館で宴会があるらしいぞ?」
「…慧音が行きたいなら、行ってやらん事もない」


「姫様…」
「ふぅ~ん…あの吸血鬼が?」


「神奈子様!諏訪子様!」
「へぇ~宴会ねぇ」
「いいんじゃない?どうせこっちの山まで参拝に来る人間なんて居ないし」
「直ぐに支度しますね~!」




山へ、河へ、人里へ、洞窟へ、地獄へ…。
その話は今や幻想郷全土へと伝わっていた。




そして話は現在へと戻る。
飾りつけを終え、厨房の方へと確認に行く下僕長。


「足りないかしら?」
「いえ、前半はこれで大丈夫でしょう」
「そうね。後は……お酒かしら?」
「日本酒の方は既に手配済みです。そろそろ届く頃かと」
「あら…それじゃぁ私はヴィンテージもののワインでも用意するわ」
「お願いします」


テーブルいっぱいに並べられた豪華なご馳走。
綺麗に飾られた室内。
そして紅白の垂れ幕(紅80%ではあるが…)


「さて…と、そろそろ妹様を起こして参りましょうか」
(ついでに移動中に霊夢さんに連絡をしておきましょう…)




紅魔館地下牢…そこに棲む少女が独り居た。
少し前まで彼女はこの地下牢に閉じ込められていた。
否、封印されていたと言うべきか。
その危険な性格故に、その危険な能力故に…。
彼女は保護と云う名の監禁をされていたのだ。


「…お早う……村正」
「お早う御座います、フランドール御嬢様」


眠い目を擦り、下僕長の名を呼ぶ。
その様は一見ただの幼い少女にしか見えない。


「本日はこれより宴会が催されます」
「宴…会?」
「えぇ、人間の風習で正月というものです」
「正月?」
「一年の始まりで御座います。そして昨年までの事を全て払拭し、新たな一年を祝う行事です」
「お姉さまが…よく許したね?」
「これまで寂しい思いをされたフラン御嬢様を思ってでしょう」
「そうなのかな?」
「そして何よりも、寂しい思いをさせてきたレミリア御嬢様自信の償いなのかも知れません」
「お姉さまも…寂しかったって事?」
「えぇ、きっと…。だから今夜は皆で楽しみましょう」
「人が来るの?」
「えぇ、沢山」
「魔理沙も?」
「えぇ、きっと来ますよ」


この数ヶ月、フランドールは館内の出歩きは許可されたものの外に出る事までは許可されていなかった。
だから遊べるのは館内に居る時だけ。
人と会えるのも館内に居る時だけなのだ。


「さ…支度をなさってください」
「うん!」




地下牢から戻ってみるとちらほらと人が集まっているのを確認した。


「こんばんわ、頼まれていたお酒をもってきたよ」
「あぁ、ご苦労様です。70…90…。はい、頼んだ通りの数ですね」
「あぁ、君が連絡をくれた時は少し焦ったよ。数が足りなくなるかと思った」
「ははは、申し訳ないです。けどそれも一つの信頼ですよ」
「う~ん、素直に喜べないな」
「それでは中でお待ちになってください」


因みに酒の数は本数ではなく、箱の数である。
1箱につき12本。
本数に換算すると1800本である。


「下僕長さん、手伝いますよ」
「助かります、美鈴様」
「その様って止めてくださいよ…なんだかこそばゆいです」
「承知致しました。それでは今度からは美鈴さんと呼ばせて頂きます」
「はい、それでお願いします」


笑いながら彼女は10箱の酒を片手で、計20箱を軽々と持っていく。
それに対して下僕長は…。


「う~ん、3箱くらいが限界ですかね…?」


等と思案していると…。


「私が持っていってやるよ」
「おや…?遠路はるばるようこそおいでくださいました」
「な~に、うまい酒が飲めるって聞いてね」
「しかし客人にそのような事はさせられません」
「いいって、いいって!ただで酒飲ませて貰えるんだから、こんくらいするよ」


そう言って彼女は美鈴の2倍近い量の箱を片手で軽々と持ち上げる。
流石は地獄の鬼。

酒を運び出す内に人・妖はみるみる集まっていく。
運び終える頃には、既にホールはいっぱいだった。


「結構集まったわねぇ~」
「レミリア御嬢様…とてもお似合いのドレスです」
「有難う、下僕長。やっぱりドレスで正解だったわね…」
「ですが御嬢様、日本のしきたりでは着物を着ると本にはありましたわ」
「あれじゃ七五三よ…」
(私的にはそちらのが…)
「何か言ったかしら、咲夜?」
「いえ、何も」


聞かなかった事にしておこうと、胸の内にしまう下僕長であった。




他の者たちよりも遅れてやってくる企画者考案者の登場。


「結構私服の奴多いわね~」
「霊夢がゆっくりするから遅くなったじゃないか~!!」
「あんたを着替えさせてたんでしょ!」
「酒が無くなってたら霊夢の所為だぞ~~!!?」


これはまた…。
いつもと代わり映えしない服装の巫女。
方や…七五三の様な愛らしい格好でやってきたもう一人の鬼娘。


「あっはっはっはっはっは!!!なんだ萃香、その格好!!!!!」


腹を抱えて大笑いする遊宜。


「なっ!!?遊宜こそいつもと変わらない服装で!!そっちのが笑えるね!!!」
「なぁにぃ…?」
「やるかぁ?」


そして仲裁に入ったのか怪しいコーリン。


「萃香ターン!おっと………や、やぁ萃香!今日は君のためにこのお酒を…」


喋り切らない内に鬼の喧嘩に巻き込まれる。
ご愁傷様です…。
そしてまた新たに現れる参入者。


「よぉ、下僕長!」
「はーい、どうもどうも!」
「こんばんわ魔理沙様、文様」
「あら、遅かったわね」
「まぁちょっとな」
「ふっふっふ、私達他の者達を除け者にしようだなんて…どうです!」


何か凄く偉そうにする文。


「どうって?」
「こんなに沢山の妖怪や人達が来るとは夢にも思わなかったでしょう!?」
「………」
「慌てふためいて準備をする貴女達の姿を見れなかったのは残念でしたが、結果的に…」
「知ってたわよ」
「へ?」
「申し訳ありません文様」
「え?えぇ?何で謝るの…?」
「文様の存在は既に神社を訪れる前から感知しておりました」
「え…ま、またまぁ!」
「文様に任せておけば、こちらから声をかける必要がないと思いましたので」
「…え?ちょwwww話が見えないんですが?」


先程までしてやったりと思っていた文だったが…。


「あの…それって……」


そして次の言葉を耳にして立場が逆転した事がハッキリする。


「利用させてもらったわ」
「利用させて頂きました」


文の中の何かが崩れ去った様だった。
口を金魚の様にぱくぱくさせて「粉☆バナナ!」と意味不明の言葉を叫んでいた。


「…あんた完全に私の能力(ちから)忘れてたでしょ?」


そんな撃沈した文の横で、魔理沙はヤレヤレだぜと口にはしないがジェスチャーをしていた。
そんな魔理沙に抱きつく影が一つ。


「魔理沙~~~!!!」
「おぉう?フランか!」
「魔理沙、あっちでお酒飲も?」
「お酒はだめだ、箒の飲酒運転はダメだぜ。けど私は大丈夫だけどな」
「色々なお話聞かせて!」


今まで見た事もない程の妹様の笑顔、はしゃぎぶり。
横目でレミリアの顔を見る下僕長。
妹様のお姿を見て嬉しそうにするレミリアが居た。


「良かったですね」
「な、何の事かしら?」
「いえ、なんでも…」


既にホールは沢山の人や妖怪で埋め尽くされていた。
宴会へのボルテージは上がる一方。
未だか未だかと一升瓶を握る鬼。


「御嬢様、そろそろ…」
「そうね、これ以上待てないでしょうね」




そしてレミリアが咲夜の用意したお立ち台へ上がる。
下僕長はスピーカーという音源拡大機の調節へと、にとりと共に裏方へ回る。


「……コンコン…あー、もういいのかしら?」


裏方からゴーサインを出す下僕長。


「あー…今日は多くの者達の宴会への参加、感謝するわ」
「人間の風習とかあまり興味は無かったけれど…そうね……」
「…楽しければまたするわ。今日は楽しんで帰って頂戴ね!」
「それじゃ、乾杯!!」


「「「「「乾~杯!!」」」」」


ホール響く沢山の人、神、妖、宇宙人達の声。
今日は無礼講。
飲んで!食って!騒いで!楽しんだ者勝ち。
そんな騒がしいホールから少し離れた2階のテラスに、レミリアの姿があった。


「御嬢様?」
「…スピーチで疲れちゃったわ」
「お疲れでしたら、少し横になられた方が…」
「……あのね、村正」
「はい…?」
「フランのあんな喜んだ顔、幻想郷に来て初めて見るわ」
「うぅん…もしかしたら、こっちに来る前からあの子の喜んだ顔なんて初めてなのかも」
「御嬢様…」
「だから…あの子が喜ぶなら私は……」


「放せよ輝夜、それは私が先に目をつけていたものだ!」
「貴女こそ放しなさいよ妹紅!!別のやつを取ればいいでしょ!?」
「ぁんだと?てめぇ、やんのか?」
「いいわよ?相手になってあげるわ!!」


例によってあの二人だ…。
何時もの引き止め役の二人は…。


「でね、姫様ったらもう本当に………」
「妹紅もそうなのよ…あれで勉強もしてくれれば……」


完全に意気投合している。
ついには煽る者も出てくる。


「おぉおおおう!殺れ殺れぇ!!」


止めようとする者は…。


「ちょっとノブぅ、そんなにがっつくと詰まるわよ?」
「ふるふぇー!ふえるふぉひにふっほふんはほ!!(うるせぇ!食える時に食っとくんだよ!!)」


皆無だ……。


「はぁ…申し訳御座いません御嬢様。すぐに戻りますので」
「あ…村正!」
「はい?」
「えっと……そう、お酒持ってきてもらえるかしら?」
「赤ワインで宜しいですか?」
「えぇ…」
「畏まりました」
「…御嬢様」
「何…?」
「私は御嬢様によって運命を変えられました。親も兄妹も全て失いました」
「………」
「ですが、今の私があるのは御嬢様のお陰です。感謝しきれない程のご恩が貴女にはあります」
「貴女の邪魔をするものは私が全て薙ぎ払いましょう」
「貴女が望むのであれば私は必ずそれを手に入れましょう」
「しかし、それは貴女が命を下したらの話です」
「貴女が倒れそうになった時には私が支えになります。それは貴女の命を受けてからではない」
「何が…言いたいの?」
「それが主従関係ではなく、私が貴女のお傍に居る意味だからです」
「大丈夫。私は…私達は貴女の傍に居て、貴女を支えていますから」
「生意気をお許しください」


一礼して下僕長は騒ぎを収めに行く。
暗がりで月明かりしかない部屋で、下僕長は最後の言葉を放った瞬間…。
レミリアにはその最後の言葉を放った瞬間だけ、狐面の男が笑った様な気がした。


「全く…主に生意気な口を利く下僕ね」


そう言いながらもレミリアは何故か笑顔だった。




最早一触即発だった。
誰も二人を止める者は居ない。
理由は簡潔なものだ。


恐い・死にたくない・面倒


よって下僕長が動くしかないのだ。


「ストップ!そんなにやりたいのなら、どうぞ館の外で願います」
「下僕長、いくらあんたの頼みでもなぁこればかりは聞けねぇよ!」
「そうよ!それでも邪魔するのなら、あんたから潰すわよ?」


二人とも本気だ。
しかしこの男…。


退かぬ!媚びぬ!省みぬ!


そう、馬鹿なのだ。


「宜しい。ならばお相手しましょう」
「後悔すんなよ!!?」
「知らないわよ!?」


一瞬だった。
宙に舞う二人の少女。


「「!?」」
「私はこの紅魔館内部全ての警備もしております」
「何より、恐れながらも私はフラン御嬢様の遊び相手でも御座います」
「ちょ…っ」
「あれの遊び相手って…」
「ご聡明なお二人ならこの意味をご理解頂けますね?」


微妙な事実に少したじろぐ喧嘩者二人。


「だ、だったら何だって言うのよ!?どーせサンドバッグにでもなってるんでしょ?」
「そ…そうだ!今のは油断しただけだ!!」
「サンドバッグ…変わったものを知ってますね」
「因みに私の戦績は、12勝65敗です。勿論肉弾戦、弾幕戦込みの結果です」
「負け越しじゃない…」
「いや、負けてるとかそういう問題じゃねぇ…そんだけ闘り合って生きてる事が驚きだろ」


とかなんとか悶着していると…。
やって来ました軍神。


「お前らぁ、無礼講とは言え…これはちょっと度が過ぎるぞ?」
「なんだよ、山の神には関係無ぇだろ?」
「神の御前で!ダメですよ、そんな事!!」
「いや、違うって早苗…。周りの人に迷惑かけちゃうからでしょ」
「神奈子様、ちょっとお耳を宜しいですか?」
「ん?ふーん、成る程。それでお前達の館が平気なら構わない」
「助かります」


神奈子は二人を拘束し、下僕長と一緒に御柱へと縛り付ける。
勿論二人が抵抗しないはずがない。
だが、そこは神。しかも軍神。
抗えない程の力量差。


「フラン御嬢様~こちらの二人が遊び相手を所望しております」
「「ちょ!」」


魔理沙と楽しく会話をしていただろうフランは、水をさされた事に少し不満を抱く。


「なーに…?」
「申し訳御座いません。あちらの二人が体を動かしたいとの事で…」


それを聞くや膨れっ面からみるみる笑顔に変わる。


「遊んでいいの?」
「はい」
「お外で?」
「残念ながら館内でお願いします」
「ん~…まぁ遊べるならそれでいいよ!」
「あちらのお二人は壊れませんので、存分にお遊び下さい」
「うん♪行こう魔理沙」


そして半分酔い潰れの魔理沙を無理矢理引きずっていく。


(申し訳御座いません…)
「ぎゃーーーー!!!止めろぉぉぉぉおおおお!!!!!」
「死なないって言っても限度があるわよ!?痛みはあるんだからね!!?」


そして地下へと連れられて行かれる二人。


「ん~…平和になったね」
「そうですね、平和が一番です」
「ご協力感謝します、神奈子様」
「いいって!いいって!外ならともかく、今回は人ん家だからね」


平和な時とは早々訪れるものではない…。
一難去ってまた一難。


「のぶ!!飲み過ぎだって!!!」
「ら、らいひょーふれふって…。う"!!やふぁい…、らんかがくひから生まれふ」
「のぶしゃまぁぁぁ!ここで生んじゃダメですよ!!!!!」
(本当に生まないで頂きたいです…)


そして向こうでも…。


「コーリン印の日本酒だよ!!あの伊吹 萃香も愛飲してる酒だよぉ!!!」
「うまいぞぉ!酒がうまいぞぉ!」
「さぁ飲んだ!飲んだ!!」
(こんな場所でも宣伝するなんて…本当に図太い商人魂です)






それから…妖怪や人間達の宴会は夜通し続きました。
朝日が昇るまで。
それぞれ思い想いの気持ちで帰って行く。
最後の一人が帰るまで、下僕長は見送った。




(なんとか終わった…)

玄関ホールへと戻り、宴会場となっていた大広間へと向かう。
眩しい朝日が差し込む場所に、彼女は立っていた。


「御嬢様!!」
「…村正………」


弱点の多い吸血鬼にとって、日常に於いて最大の忌むべき大敵。
そう、太陽。
生物が生きていく上では欠かせないこの太陽が…。
我々吸血鬼の最も忌むべき相手で…。
最も憎むべき物で…。
最も愛せないものである。
下僕長は急いで自分の着ていたスーツをレミリアに被せる。


「何をなさっているのですか!?こんなに火傷して…!!」
「私も見てみたかったの…太陽を」
「あんなもの…!」
「貴方は私達とは違う…だから私とは別の物を見ている」
「そんな…!私は…」
「貴方が紅魔館(此処)に戻って来た時言ったわよね?」
「どうしてフランを出してやらないのか、って」
「あれは…」
「ずっと…あの子が生まれて直ぐから、ずっとそうだったの」
「閉じ込めておくのが最善だって思った…。それが当然なんだって…」
「それからあの二人がやってきて…フランを開放する様に言ってきたわ。貴方と同じ様に」
「………」
「だから考えたの…。私は貴方達と同じ物を見ていないんじゃないかって」
「だからと言って!」
「下僕の貴方に出来て、主の私に出来ないなんて滑稽じゃない?」
「だから……見てたのよ」
「………答えは見つかりましたか?」
「そうね、この幻想郷はずっと小さな世界だと思ってたわ」
「けど…それよりもちっぽけだったのは私達ね」


目を開けていられる程体力の残っていないレミリアは…。
徐々に意識を失っていく。


「今日……色々な者が集まった………。人間、妖怪、宇宙人、神、半妖」
「はい…賑やかでしたね」
「そう…ね……楽しかったわ。………また、したい…わね」
「えぇ、来年もやりましょう」
「村……正…………」
「はい…」
「明けまして…おめ、でとう………今年も…よろし、く……」
「明けましておめでとう御座います、御嬢様。今年も宜しくお願い致します」


そして静かにレミリアは眠りへとついた。


「お休みなさいませ、御嬢様」



明けましておめでとう…幻想郷。











Special Thanks   NOBUさん&コーリンさん














ごめん、色々反省してる。


読み辛いね。


長いね。


支離滅裂ね。


ぶっちゃけ見直してて吐き気した。


台詞多すぎ…。


説明下手糞。


もはや小説っていうより、映画なんかの脚本みたいだ。


最後自分で書いた文章なのに笑いが止まらなかった。


レミリア死んだみたいな記述wwwwwwwwww


俺が死ねよ。


作者マジで死ねよ。


睡眠が如何に大事かという事がこの記事で明白になりましたね。


誰か…俺がお前を殺してやるとか、刑務所はいってもいいよって方がいたら…。


ごめん、やっぱ死ぬの恐いわ。


死にたいとか言ってる奴に限って死にたくないってのが本音ってのは本当だ。


とりあえず御免。


まぁ時事ネタなんで…すぐこの記事行方不明になるぉ。


じゃぁ…お休み……。