2月に入りましたね。
1月18日から2月3日までは、冬の土用期間でした。
土用とは季節の変わり目で、体調を崩しやすい時期と言われています。
特に身体の「脾」が弱まり、免疫系の乱れにより免疫力が低下、内臓の消化器官や水分と栄養の代謝不良、気力低下を起こしやすいとのことです。
だからなのか…と、思い当たる方も少なくないこととお察しいたします。
陰陽五行説*によれば、土用期間は、黄色く甘いもの(かぼちゃ、玄米、さつま芋、干し柿、沢庵 etc)を食べるとよいとされており、冬の土用については、赤いもの(トマト、りんご、パブリカ、人参 etc)もよいそうです。
私たち夫婦のミカン大量摂取も、冬の身体が求めていたということでしょうか。
珍しくリンゴも食べたくなり、食べたらお腹の調子が良くなりました(リンゴは医者いらずとも言いますね)。
土用の期間は、土いじりや新しいことを始めることは凶なので、家で養生していることが無難のようです。
注*陰陽五行論は迷信ではなく、中国を起源とする宇宙生成の自然哲学・思想です。
陰陽五行説は、私たち日本の暮らしと文化にしっかりと根付いているので、あえて論理的に捉えることはありませんが、健康面では腑におちることが多く、私には役立っております。
今年は冬土用のことなど忘れていましたが、身体が気づかせてくれましたね。
*伊豆産青島みかん
みかんの皮に含まれるリモネンという香り成分には、交感神経を活性化(頭がスッキリする)、さらに免疫力を高める効能があります。また、オレンジ色は、ビタミンカラーといわれ、明るい気分にさせてくれる効果があります。土用の季節にピッタリの食品ですね
ということで、先月に撮った撮り置き写真をアップいたします。
*銀座和光の白龍
*大福茶と花びら餅
*我家定番のお雑煮(今年は鰹節と鮪節の合わせ出汁)
*京都白味噌仕立てのお雑煮
*初詣は遠出して石廊神社に
それでは、風邪やノロウィルス、インフルエンザ、コロナ等にお気をつけて、黄色と赤色の食材をご摂取なさり、お大事にお過ごしください。