九州・北陸・東北地域で発生した豪雨により
多大な被害に遭われた方々に心よりお見舞い申し上げます
一日も早い復興をお祈りいたします
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前回の箱根ドライブの記事に
載せた芭蕉の句
目にかかる 時やことさら 五月富士
芭蕉が箱根の関所を超える際
本来なら芦ノ湖の上に見えるであろう富士山を
瞼に思い描いて詠み上げた一句だそうです
この句から
箱根に関所があったことを知り
その関所が復元されていることが判り
ふたたび箱根を訪れました
箱根恩賜公園の入り口付近、石の苔が見事でした
関所の敷地から見える芦ノ湖畔
この不思議な姿の植物
以前、身近な所で見たことがあり気になっていました
浦島さんだったのね
箱根関所の京口御門
この箱根関所は150年の時を経て江戸時代の実物を復元したもの
江戸時代の関所とは現代の税関
一、関所を通る旅人は、笠・頭巾を取り、顔かたちを確認する。
ニ、乗物に乗った旅人は、乗物の扉を開き、中を確認する。
三、関より外へ出る女(江戸方面から関西方面へ向かう女性:出女)は詳細に証文と照合する検査を行う。
四、傷ついた人、死人、不審者は、証文を持っていなければ通さない。
五、公家の通行や、大名行列に際しては、事前に関所に通達があった場合は、通関の検査は行わない。
ただし、一行の中に不審な者がまぎれていた場合は、検査を行う。
この関所を避けて余所道から逃げようなどとすれば牢屋に入れられ、磔の刑に処されたとのこと(怖)
特に出女(大名の妻など)の検査は厳しかったようで、その出女を検査する「人見女」という役職の女性がいたのですね。
こちらは休息所
建物は全て木材と土で落ち着きますわ
こちらは土間(台所)
こちらは湯殿(浴室)
主に行水して汗や埃を流していたようです
厩(うまや)
天気が良ければ
こちらから富士山が見えます
緑が美しい
関所自体は大きくありませんでしたが、江戸時代のお役人の姿が想像できて楽しめました
お子様の夏休みのレポートにおすすめかも…
箱根は近年外国人にも人気の観光地
外国人観光客も多くいらしてましたが、日本人の観光バス団体ツアー客も結構多かったです。
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日本人団体ツアー客の中には、酒酔いして、大声でおしゃべりしながらふらふらしている50〜60代のおじさんたちの姿も
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酔っぱらいの光景を何年ぶりかで目にしました。
いよいよ夏の行楽シーズン到来。
安全対策万端でお出かけください。
猛暑による脱水・熱中症にも要注意です。
皆様ご無事にお過ごしください。